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[ニュース]2022.2.19
「Krush.134」2.20(日)後楽園 ベルトと共に成長した王者・菅原美優vs自由を手に入れた挑戦者・優「生半可な試合はできない。王者らしく堂々と戦う(菅原)vs「自然な流れで戦って、フリーダムな気持ちでいきたい」(優)
    
 2月19日(土)都内にて、開催を明日に控える「Krush.134」後楽園ホール大会の公開計量と前日会見が行なわれた。
 女子アトム級王者・菅原美優と挑戦者・優の対戦は、2020年7月の第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント準決勝以来の再戦。約1年7ヵ月ぶりの再戦まで、両社とも様々な経験を積み成長を遂げた。菅原は王者として過ごした時間により「メンタル面が成長しました。生半可な試合はできなくなって、ベルトを持っていく覚悟を決めた試合が多くなった。技術はもちろんメンタルが成長しました」と、精神的に大きな成長を実感。「気負わずに試合を楽しむことを第一に」と肩の力を抜きつつも「チャンピオンらしい堂々とした試合をします」と、王者としての戦いを誓った。

 挑戦者の立場である優は、NEXT LEVEL渋谷の移籍により環境が一変。「女子の選手が強いので、一つ一つのアドバイスが女子向き」と、充実した練習に取り組めたという。1年7か月の間に「自由にやれれば一番強い」と自らのスタイルを再認識。「KOを狙うとやばくなっちゃう。自然な流れで自由に動けていれば私らしさが出る。フリーダムな気持ちでいきたい」と、自分らしさの追求の先に結果が待っていると自信を見せた。

菅原美優
「しっかり成長した姿を見せられるように、一生懸命がんばりますので応援お願いします。(計量で向かい合った印象)必死ぶりにお会いしたな、とう感じです。(2020年7月以来の再戦。K-1デビュー戦、リベンジマッチ、王座防衛戦を経験した約1年半の間で、どんな成長を実感する?)一番はメンタル面ですね。どんどん違う練習をしたりはもちろんあるんですけど、上へ上へ行く中で、ベルトを持っていく覚悟を決めた試合が多くなったりだとか、もっともっと生半可な試合では試合ができなくなって一戦一戦意識して上を見てやるようになって。そういう部分ですごい技術はもちろん、メンタル面が大きかったなと思います。今まではメンタルの部分でマイナスから試合をスタートしていた部分があったりしたので、そういった部分で(違う心境で)試合には挑めるかなと思います。

(どんな勝ち方を目指す?)チャンピオンらしい覚悟をもった、堂々とした試合をできるようがんばります。(この試合の先に何を目指す?)アトム級をK-1にもっていきます。(計量パス時に厳しい表情だったが、2度目の防衛戦だから?)ヘラヘラしていると怒られちゃうかなと思って、今日は真面目な顔をしてみました(笑)。(優選手の体が筋肉質だったが、あれを見てどう思った?)筋肉大好きなんで、素敵だなと思いました。(ダブルメインの第1試合。KOを獲る自信はある?)人は倒してみたいのでKOは狙っていますけど、気負わずに試合を楽しむことを第一にやっていきたいなと思います」


「明日は今までやってきたことを全て出せるように、あとは自由に自分らしく戦えればいいと思います。(計量で向かい合った印象)前回1年7ヵ月前にも向き合って、見た感じはいままでどおりかわいらしい選手だなと思っています。ただ笑っちゃってなごみがあったかな。意識して見てなかったです。

(2020年7月以来、K−1本戦デビュー、新ジムへの移籍、K-1初勝利とこちらも大きな変化がありました。1年半前とどんな違いがある?)一番は環境が自分の中で変わってやりやすくなった。自分のペースで無駄のない練習ができているのが、環境が変わったこと。成長しやすくなったことですかね。知っての通りうちのジムは女子の選手がとても強いので、一つ一つのアドバイスが女性向き、女の選手向きアドバイス。のびのびできる環境でできているのが、自分の中でそれこそメンタル面もよくなってますし、信頼関係があるジムなので、それができていることが自分の中でプラスになっている。そういった点では人間性もプラスして成長できているのを日々実感できています。

(どんな勝ち方を目指す?)これで勝つ、この技で勝つのは特にないですけど、自分は自由にやれれば一番強いんだなっていうのが自分でもわかっているので、自分らしく自由にフリーダムな気持ちでいきたいなと思っています。そうしたら勝てるなと思います。(この試合の先に何を目指す?)外人の選手とやりたくて。前から思ってはいたんですけど、オリンピックが今シーズン2つもあって、オリンピックを見ていたら『私も世界に行きたいな』と思ったんですよ。陸上やってるときもクロスフィットも全国大会とかはいかせてもらったんですけど、世界はまだ見てないので、ちょっと世界を見たいなというのはオリンピックもあってふつふつと沸いています。

(菅原の仕上がり具合を見て)スタイルがいいから、いいなと思いました。現代っ子のスタイルだなって思って。足太いな自分、と思ってがっかりしちゃいました。前回も思いましたけど。(ダブルメインの第1試合。KOを獲る自信はある?)結構攻めちゃうので、KO狙ってるとやばくなっちゃう。自然な流れで自由に動けていれば私らしさが出ると思うので、それをテーマにがんばります」
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