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[ニュース]2022.2.27
「K-1 WORLD GP」2.27(日)東京 佐々木大蔵「国際戦の壁を打破する」vsヴィトー・トファネリ「リングで叩きのめす」アビラルvs松下・高梨knuckle美穂vsYuka☆はボコボコ宣言、山際和希「職人技を出す」vs中野滉太「ベテランを倒す」
    
 2月26日(土)都内にて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN〜第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の公開計量と前日記者会見が行なわれた。
 第16試合で行なわれるK-1スーパー・ライト級スーパーファイトでは現Krushスーパー・ライト級王者の佐々木大蔵とヴィトー・トファネリが激突。K-1スーパー・ライト級タイトル戦線の行方を占う注目の一戦だ。

 2019年から8連勝中の佐々木だが、外国人が相手の国際戦は久々となる。「印象的には国際戦で戦う佐々木大蔵は弱いと思われている部分があるかなとは思うので、それを打破したい」と意気込みを語ると、同門の先輩である山崎秀晃が保持するK-1スーパー・ライト級王座に関しても、「スーパー・ライト級の次の挑戦者は自分だと言われるような試合を見せていきたいなと思います」と意欲を見せていた。

 対するトファネリはK-1 JAPAN GROUPに参戦して今回がまだ4戦目。一階級上の野杁正明と対戦しても倒れないタフさを誇り、スーパー・ライト級では林健太や鈴木勇人といったトップ選手たちとしのぎを削り、毎試合インパクトを残してきた。今回のKrush王者の佐々木との対戦というビッグチャンスに「明日はこの階級でとっても大きな戦いを見せることが出来る」と鼻息が荒い。「戦っているリング上では叩きのめすつもりでKOしたい」と、KOによる勝利を誓った。

 第15試合ではアビラル・ヒマラヤン・チーターと松下大紀がK-1スーパー・ウェルター級スーパーファイトで対戦。試合が決定した会見などからバチバチと火花を散らしてきた両雄だが、この日の公開計量でもフェイスオフでの撮影時に、お互いに睨み合いを続けて一触即発の雰囲気となっていた。2020年からK-1に参戦しているアビラルは、木村“フィリップ”ミノルや和島大海という歴代のK-1スーパー・ウェルター級王者に敗れはしたものの激闘を繰り広げて、その評価を上げてきた選手だ。この会見でも「明日はレベルの差を見せて、ボコボコにして倒してやろうと思います」と強気に言い放つ

 一方の松下がK-1に参戦するのは、昨年3月「K’FESTA.4 Day.2」日本武道館大会での城戸康裕戦以来、およそ11カ月ぶり。超攻撃型のファイトスタイルで知られる松下は「いよいよ明日本番なんで、ボッコボコにしてやろうかなと思っています」と獲物を前に舌舐めずりすると、KOショーを狙うアビラルに対して、「パンチでKOします」と不敵に予告していた。

 第10試合で組まれたのは高梨knuckle美穂とYuka☆によるK-1女子ミニマム級のスーパーファイト。こちらもアビラルvs松下同様、会見からコメントを通じて激しい言葉を交わしてきたが、Yuka☆が沖縄在住ということもあり今日が初めての対面だ。会見では高梨が「明日は自分がどれぐらい強くなったか、試すのが楽しみです。勝つのはもちろんなんですけど、セコンドがタオル投げたいと思うくらいボコボコにします」と断言する。

 対するYuka☆は3人の子持ちで38歳でデビューした遅咲きの新人。昨年11月「Krush-EX」がK-1 JAPAN GROUPに初参戦だったが、その戦いぶりを買われて高梨との対戦に抜擢された。キャリアでは差のあるカードになったが、K-1女子ミニマム級のエース・高梨を向こうにまわし「倒される前に倒したい」と一歩も引くつもりはない。

 第9試合では元Krushウェルター級王者の山際和希と中野滉太のK-1ウェルター級スーパーファイトが行なわれる。約4年ぶりのK-1参戦となる山際は「とても仕上がりもいいので、4年ぶりのK-1のリングを楽しみたいと思っています」とリラックスした表情で挨拶。

 なぜか会見をネット配信するとコメント欄が盛り上がるという現象が起こる山際は、コメントを書き込む通称“ギワラー”に対して「ちょっと前からABEMAのコメント欄やYouTubeのコメント欄でだいぶいじられてるんですけど(笑)、今回もABEMAのコメント欄を賑わせられるように頑張ります」とメッセージ。「職人技を出したいと思っていますね、老獪さと。まあ30を超えて老獪さとかを身に着けたので、ベテランの強さを見せたいと思っています」と意気込みを語った。

 一方の中野もK-1に参戦するのは2019年12月のK-1名古屋大会以来と、2年以上の間隔が空いた。その間に佐々木大蔵に敗れてKrushスーパー・ライト級王座を獲り逃したりもしたが、ウェルター級に階級を転向。今回がその1発目の試合となるが、「計量もしっかりクリアして凄く調子がいい状態なんで、ベテランの山際選手をしっかり倒してやろうかなと思っています」と、元Krush王者狩りにやる気満々。

「ベテランの選手を倒して、この階級で全然倒せる選手がいるっていうのを見せられればなと思っています」と、今回の試合で鮮烈な勝ち方をし、王者の野杁正明や安保瑠輝也といった強豪がトップに君臨するK-1ウェルター級戦線への殴り込みを宣言していた。

佐々木大蔵
「いよいよ明日ということで凄く楽しみ、ワクワクしています。明日はK-1に佐々木大蔵ここにありという試合をしたいなと思っております。(今回バラエティ豊かなカードが並んだ中で、自分たちはどんな試合を見せたい?)僕自身は国際戦が久々ということもあって、印象的には国際戦で戦う佐々木大蔵は弱いと思われている部分があるかなとは思うので、それを打破したいなという想いがあります。また、準備の段階でコツコツやってきた成果をリング上でどう表現出来るかっていうことも、自分自身で楽しみです。明日はトファネリ選手と向かい合った時に感じるもの、全てが僕自身も楽しみなので、どういう試合を見せたいかと言うよりは、スーパー・ライト級の次の挑戦者は自分だと言われるような試合を見せていきたいなと思います」

ヴィトー・トファネリ
「明日はこの階級でとっても大きな戦いを見せることが出来ると非常に楽しみにしている。(今回バラエティ豊かなカードが並んだ中で、自分たちはどんな試合を見せたい?)佐々木選手はとてもいい選手だと思っていて、ランキングでもとても上のほうにいると思う。戦っているリング上では叩きのめすつもりでKOしたい」

アビラル・ヒマラヤン・チーター
「明日はレベルの差を見せて、ボコボコにして倒してやろうと思います。(お互い試合前からコメントもかなりバチバチだったが、明日はどんなフィニッシュで相手に勝ちたい?)僕のKOショーです。以上」

松下大紀
「いよいよ明日本番なんで、ボッコボコにしてやろうかなと思っています。(お互い試合前からコメントもかなりバチバチだったが、明日はどんなフィニッシュで相手に勝ちたい?)パンチでKOします」

高梨knuckle美穂
「高梨knuckle美穂です。明日は自分がどれぐらい強くなったか、試すのが楽しみです。勝つのはもちろんなんですけど、ボコボコにしてやります。応援よろしくお願いします。(お互い試合前からコメントもかなりバチバチだったが、明日はどんなフィニッシュで相手に勝ちたい?)パンチだけじゃなくて他の技でもKO出来るし、セコンドがタオル投げたいと思うようなボコボコな試合にしたいです」

Yuka☆
「SHINE沖縄のYuka☆です。明日は初めてのK-1の舞台を楽しんで、いい試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします。(お互い試合前からコメントもかなりバチバチだったが、明日はどんなフィニッシュで相手に勝ちたい?)倒される前に倒したいと思います」

山際和希
「今回、とても仕上がりもいいので、4年ぶりのK-1のリングを楽しみたいと思っています。相手の中野選手も攻撃的で凄く強い選手なので、明日は素晴らしい試合をお見せ出来ると思います。ちょっと前からABEMAのコメント欄やYouTubeのコメント欄でだいぶいじられてるんですけど、今回もABEMAのコメント欄を賑わせられるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。(久々のK-1参戦となったが、今回の試合で自分のどこをアピールしたい?)職人技を出したいと思っていますね、老獪さと。まあ30を超えて老獪さとかを身に着けたので、ベテランの強さを見せたいと思っています」

中野滉太
「計量もしっかりクリアして凄く調子がいい状態なんで、ベテランの山際選手をしっかり倒してやろうかなと思っています。明日、応援お願いします。(久々のK-1参戦となったが、今回の試合で自分のどこをアピールしたい?)山際選手は凄いベテランの選手なんで、ベテランの選手を倒して、この階級で全然倒せる選手がいるっていうのを見せられればなと思っています」
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