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[ニュース]2022.2.27
「K-1 WORLD GP」2.27(日)東京 朝久泰央「与座選手は僕にぶっ飛ばされる生贄」vs与座優貴「今日で自信が確信に変わった」約1年3カ月ぶりの復帰・KANA「今からでも試合ができるくらい万全」
    
 2月26日(土)都内にて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN〜第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の公開計量と前日記者会見が行なわれた。
 明日の第18試合では“朝久空手”を体現するK-1らと級王者・朝久泰央と、Krush初戦で蓮實光をKOで沈めて王者との対戦に抜擢された、極真世界王者・与座優貴のス―パーファイトが行われる。

 今回が王者としての初陣となる朝久が「明日の試合は「バチコーンとぶちかまして、必ず勝ちます。楽しみにしていて下さい」と言えば、与座は「明日は勝てば、人生が変わると思う。自分は1人じゃ格闘技は出来ていない。支えてくれる人のためにも必ず勝ちたいと思っています」と勝利宣言。

 空手対決として注目されている1戦だが、それに関しては朝久は「僕は朝久空手は空手ではないという言い方をよくするのですが、自分の動きが出来て、油断しなければ、どこのどいつにも負けないと思っている。圧倒的な力でやっつけようと思っています」と自信を見せる。

 一方の与座は、会見でコメント中に隣に座る朝久から熱い視線を受けたが、全く意に介さず。朝久が自身のことを「生贄」を称したことについても「チャンピオンなので、そういう言葉は言わない方がいいんじゃないかと思う。実力は強い選手なので、明日は楽しみです。自分の実力がどこまで通じるか試したいと思います」と静かに闘志を燃やした。

 そして第17試合では、2020年11月以来の復帰戦を迎える女王・KANAと、壽美の負傷欠場によって代打参戦となったRANが対戦する。KANAにとっては、2022年で完全復活を見せるきっかけとしたいところ。RANにとっては、KANAを撃破すれば一気にトップ戦線へ躍り出るチャンスだ。

 公式計量にてKANAは計量をパスしたが、RANが52kgのリミットを650gオーバー。15時の最終計量へ向けて減量を行うため、会見にはKANAのみ出席した。(※その後の計量で、RANはリミットジャストで計量をパス)

 KANAは「ここまで戻ってくるのに時間がかかった分、本当にしっかり準備出来たので、今からでも試合ができるくらい体調は万全」を好調ぶりをアピール。アメリカ修行も敢行したこともあり、進化したKANAが見られそうだ。

 復帰を前に対戦相手の変更、代打参戦のRANの計量オーバーもあったが、女王のメンタルはブレることはない。「明日リングに上がらないと分からないですが、倒しにいければ1Rから行きたいと思う」とKOを狙って戦うつもり。K-1女子を体現してきたKANAの復帰戦は、どのような試合となるのか?

朝久泰央
「当たり前に食べたり飲んだり出来ることを改めて、ありがたいなと思って、良い回復出来ています。明日の試合はバチコーン!とぶちかまして、必ず勝ちます。楽しみにしていて下さい。(チャンピオンとしての初陣、どのような試合を見せたいか)一般的にはチャンピオンとしての初陣と見られますが、僕は朝久道場の黒帯として誇りを持ってやってきました。朝久泰央として、1人の男として今回も圧倒的な力でぶちのめすことだけを考えて、明日も戦おうと思っております。何度も言っていますが、明日はどんな状況になろうと明日は必ず俺が勝っているので楽しみにしていて下さい。

(空手対決として注目されるが、どのような試合をしたいか)僕は朝久空手は空手ではないという言い方をよくします。自分の動きが出来て、油断しなければ、どこのどいつにも負けないと思っている。圧倒的な力でやっつけようと思っています。(今日相手を見た印象)人としては良い人なんだろうなと思いましたが、敵としてしか今は見ていません。僕にぶっ飛ばされるだけの生贄としか思っていないです。(チャンピオンとしてどんな勝ち方が相応しいか)ずっと朝久空手と自分の人生に誇りを持ってやってきたので、自分の人生は戦うことが当たり前になっています。その中で圧倒的な強さで勝ちたいと思うし、(相手は)『勝利が確認に変わった』と言っていましたが、僕は与座選手を見て、目の奥で“リトル与座が”震えていると思ったので、明日は圧倒的に叩きのめしたいと思います。

(他のライト級選手の戦いについて)戦友もいるしこれから戦うであろう選手もいると思いますが、自分は今回の試合に集中しています。圧倒的な強さを見せれば、それが自分の存在価値になるので、圧倒的な強さで勝つ。自分の試合で自分が主役になれればと思います。(タイトル戦はいつ頃やりたいか)僕は全試合タイトルをかける思いはあります。ただ(与座は前回の試合で)インパクトを残して勝ったけど、これでタイトルをかけるのは他のライト級の選手に逆に失礼かなと思って、スーパーファイトになりました。オファーがあれば、いつでもタイトルはかけてやります」

与座優貴
「明日は勝てば、人生が変わると思っていて、そのためにはもちろん、自分は1人じゃ格闘技は出来ていないですし、支えてくれる人のためにも必ず勝ちたいと思っています。(K-1初参戦を控える心境は)初参戦で相手がチャンピオンで、場所も自分にとっての聖地(与座は東京体育館で極真空手王者となった)なのでで、凄く出来たストーリーという気持ちがあります。楽しんで勝ちたいです。

(空手対決として注目されるが、どのような試合をしたいか)空手対決というよりは、自分のスタイルを試合で出すことが出来れば結果は付いてくる自信があります。そこに注目して下さい。(今日相手を見た印象)向かい合って、今まであった自信が確信に変わりました。絶対に勝てるなと思いました。試合を見て貰えば分かると思います。

(朝久の生贄発言に対しては)チャンピオンなので、そういう言葉は言わない方がいいんじゃないかと思いあmす。実力は強い選手なので、明日は楽しみです。自分の実力がどこまで通じるか試したいと思います。(朝久からの会見での強烈な視線については)こういうのも楽しんで明日熱い試合をしたいです。(右側から感じるものがある?)今そういうのをやっても別に良いかなと思うので、明日の試合を見て下さい」

KANA
「ここまで戻ってくるのに時間がかかった分、本当にしっかり準備できたので、今からでも試合ができるくらい体調は万全です。ここまで支えてくれた人、応援してくれている人のために勝つのはもちろん、自分のためにしっかり最高の勝ちを掴みたい。応援よろしくお願いします。(復帰を明日に控えた心境は)思ったより落ち着いています。(変わった部分は)全てじゃないですかね。気持ちも技術面も、全てにおいて向上しています。。(どのような試合を見せたいか)女子のK-1=KANAだと思ってもらえるように、しっかり見せてKOで明日は勝ちたいです。

(対戦相手の変更、RANが計量オーバーしたことに対する気持ちは)いや特にないです。凄く落ち着いています。明日は試合すると思うので、対戦相手には契約体重まで落としてもらって、明日は正々堂々戦いたいと思っています。(久しぶりのリングで3Rフルに使って調子をみたいなどのプランは?)明日リングに上がらないとわからないですが、倒しにいければ1Rから行きたいと思います」
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