[ニュース]2022.4.4
マハムード・サッタリ、無差別級トーナメント優勝の裏側を語る!「K-Jee戦は過去の試合を見て分析していた。京太郎戦は終始試合をコントロールできた。谷川聖哉戦は“自分が行きすぎない”プランだった」
マハムード・サッタリ、無差別級トーナメント優勝の裏側を語る!「K-Jee戦は過去の試合を見て分析していた。京太郎戦は終始試合をコントロールできた。谷川聖哉戦は“自分が行きすぎない”プランだった」
4月4日(月)都内にて、昨日開催された「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN〜K’FESTA.5〜」の一夜明け会見が行われた。
昨日の大会で行われた無差別級トーナメントは、出場選手中で最軽量(85.20kg)のマハムード・サッタリがK-Jee、京太郎、谷川聖哉に勝利して優勝。一夜明け会見で昨日の試合を振り返った。
初戦のK-Jee戦でサッタリは、自身の爆発力を見せての1RKO勝利。相手に隙を与えず元クルーザー級王者を沈めた。「(K-Jeeの)過去の試合を見て分析したので、彼がどのような戦いをして来るのか把握していた」と、戦略通りに試合を進めることが出来たという。
準決勝では、旧K-1のヘビー級王者であり、元ボクシング王者の京太郎と対戦し、スリリングな打ち合いを判定で制した。1回戦とは異なるフルラウンドに及ぶ技術戦だったが「終始試合をコントロールできた」と語る。
そして決勝では、これまで2度対戦し、いずれもマットに沈めてきた谷川聖哉と激突。過去に2度倒している相手だが、サッタリは焦って倒しに行くことなく、冷静に試合を進めて3RにKO勝利。「しっかりプランを練って、チャンスが来るまでは自分が行きすぎないというプランで、それを実行出来た」と語る。
トーナメント最軽量にも関わず、圧倒的な実力で優勝を果たしたサッタリ。自身より大きい選手に勝利した要因を聞かれると「サイズやパワー、スピードが劣っている劣っていないは関係ない。大事なのはしっかり頭を使って戦略を練っていく。そのために厳しいトレーニングをして分析して来た」と綿密な戦略と猛練習によるものだという。
今後の目標はK-1のベルトを巻くこと。K-1重量級には、クルーザー級(-90kg)王者シナ・カリミアン、ヘビー級(-100kg)王者ロエル・マナートと2人のチャンピオンがいる。「自分はヘビー級で戦う選手ではないので、まずは自分の階級であるクルーザー級にファーカスしたい。今回の無差別級トーナメント参加したが、自分自身誰と戦っても勝てる自信は持っている」と同郷のカリミアンが持つベルトに照準を定めている。
トーナメント優勝後には、K-1のレジェンドピーター・アーツからウイニング・ローレルが贈られ、祝福を受けた。「最高の気分だった。こうしてK-1のレジェンドであるピーター・アーツさんから、ウイニングローレルを貰えたことは、次の自分の試合に向けてのモチベーションに繋がる」と喜んだ。
ムハムード・サッタリ
「皆さんこんにちは。昨日は1日3試合のトーナメントでとてもタフな1日でした。戦った3選手はとても強い選手でしたが、とても良い結果に終わって、ウイニング・ローレルを手にすることが出来て本当に嬉しく思っている。(昨日の対戦相手を振り返って)戦った3選手は全て強い選手だった。(初戦のK-Jee戦は)元K-1・Krushチャンピオンということもあり、強い選手だった。ただ、過去の試合を見て分析して、彼がどのような戦いをして来るのか把握しての試合だったので、勝つことが出来た。
(準決勝の京太郎戦は)ボクシングチャンピオンということでとても強い選手だったが、終始試合をコントロール出来たと思う。どんな勝ち方でも必ず勝つと思って試合に臨んでいました。(決勝の谷川戦は)試合前にしっかりプランを練って、チャンスが来るまでは自分が行きすぎないというプランで、それを実行出来たと思っている。
(K-1のリングでの今後の展望は)自分自身、ここまで自分のやるべきことは出来て、自分の階級の選手を全員を倒してきたと思っている。そんな中で現時点では、6月の武尊vs天心戦のイベントに出たい。こうして自分はトーナメントを勝ち抜き、Krushのベルトも持っているので、K-1の代表として6月の大会に出られるように準備をしたい。
(トーナメント出場選手で1番体重が軽い中で、勝てた要因は)自分自身、サイズやパワー、スピードが劣っている劣っていないは関係ないと思っている。大事なのはしっかり頭を使って戦略を練っていく。そのために厳しいトレーニングをして分析してきた。実際戦って、自分よりパワーやスピードのある選手はいたと思うが、そういった戦略を練ってきたことが今回の勝因だと思う。
(体格差があってもスピードやテクニック、パワーでも負けていなかったように感じたが?)自分自身試合していて気分が良かった。このトーナメントのためにきつい練習をしてきて、おそらく他のどの選手よりもきついトレーニングをしたと思っている。ほとんどの時間をジムで過ごした。その中でハードな厳しい努力をすれば報われるという気持ちで練習してきた。それが結果につながっていると思う。
(K-1のヘビー級レジェンドのピーター・アーツから祝福を受けたことに関しては)もちろん最高の気分だったよ。こうしてK-1のレジェンドであるピーター・アーツさんから、ウイニングローレルを貰えたことは、次の自分の試合に向けてのモチベーションにつながる。次は必ずより上のステップに上がれるモチベーションに繋がった。(K-1の歴史に名を残す選手になりたい?)もちろんです。みんなそのために戦っていると思いますし、自分は戦うことで皆さんの心に自分の名前を刻みたい気持ちはずっと持っています。
(日本という国は小さい選手が大きい選手を見ていて痛快に思うことがある。イランではそのような国民性があるのか?)もちろん小さい選手が大きい選手が倒すことでファンは興奮するし、見たいショーになると思う。やはりエンターテイメントとして、それが皆さんに好かれるんじゃないかと思う。イランも同様に、世界中でも小さい選手が大きい選手を倒すところを楽しんでいるというのはあると思う。
(日本では柔よく剛を制すという言葉もあるが、イランでもそのような言い回しの言葉はあるのか?)イランにも同じような言い方、言い回しはある。『自分自身を信じなければ何も出来ない。逆に自分を信じれば実現出来る』と言うんだ。その中で何のために戦っているのかという気持ちを持つことが大切だと思うし、それが誰のため何のために戦っている気持ちを強く持つことは大事です。そういう言い回しはあります。
(今後について、無差別級トーナメントを制して、重量級のベルトは狙っていきたいか?)自分が来日した理由はK-1のベルトを獲ること。いつでもいいのでK-1がチャンスをくれるのであれば、K-1のベルトは必ず獲りたいと思っています。(クルーザー級のチャンピオンのシナ・カリミアンやヘビー級王者・ロエルマナートの存在もあるが)今の自分はヘビー級で戦う選手ではないので、まずは自分の階級であるクルーザー級にファーカスしたい。今回の無差別級トーナメント参加したが、自分自身誰と戦っても勝てる自信は持っている。まずはクルーザー級にフォーカスしたい」
初戦のK-Jee戦でサッタリは、自身の爆発力を見せての1RKO勝利。相手に隙を与えず元クルーザー級王者を沈めた。「(K-Jeeの)過去の試合を見て分析したので、彼がどのような戦いをして来るのか把握していた」と、戦略通りに試合を進めることが出来たという。
準決勝では、旧K-1のヘビー級王者であり、元ボクシング王者の京太郎と対戦し、スリリングな打ち合いを判定で制した。1回戦とは異なるフルラウンドに及ぶ技術戦だったが「終始試合をコントロールできた」と語る。
そして決勝では、これまで2度対戦し、いずれもマットに沈めてきた谷川聖哉と激突。過去に2度倒している相手だが、サッタリは焦って倒しに行くことなく、冷静に試合を進めて3RにKO勝利。「しっかりプランを練って、チャンスが来るまでは自分が行きすぎないというプランで、それを実行出来た」と語る。
トーナメント最軽量にも関わず、圧倒的な実力で優勝を果たしたサッタリ。自身より大きい選手に勝利した要因を聞かれると「サイズやパワー、スピードが劣っている劣っていないは関係ない。大事なのはしっかり頭を使って戦略を練っていく。そのために厳しいトレーニングをして分析して来た」と綿密な戦略と猛練習によるものだという。
今後の目標はK-1のベルトを巻くこと。K-1重量級には、クルーザー級(-90kg)王者シナ・カリミアン、ヘビー級(-100kg)王者ロエル・マナートと2人のチャンピオンがいる。「自分はヘビー級で戦う選手ではないので、まずは自分の階級であるクルーザー級にファーカスしたい。今回の無差別級トーナメント参加したが、自分自身誰と戦っても勝てる自信は持っている」と同郷のカリミアンが持つベルトに照準を定めている。
トーナメント優勝後には、K-1のレジェンドピーター・アーツからウイニング・ローレルが贈られ、祝福を受けた。「最高の気分だった。こうしてK-1のレジェンドであるピーター・アーツさんから、ウイニングローレルを貰えたことは、次の自分の試合に向けてのモチベーションに繋がる」と喜んだ。
ムハムード・サッタリ
「皆さんこんにちは。昨日は1日3試合のトーナメントでとてもタフな1日でした。戦った3選手はとても強い選手でしたが、とても良い結果に終わって、ウイニング・ローレルを手にすることが出来て本当に嬉しく思っている。(昨日の対戦相手を振り返って)戦った3選手は全て強い選手だった。(初戦のK-Jee戦は)元K-1・Krushチャンピオンということもあり、強い選手だった。ただ、過去の試合を見て分析して、彼がどのような戦いをして来るのか把握しての試合だったので、勝つことが出来た。
(準決勝の京太郎戦は)ボクシングチャンピオンということでとても強い選手だったが、終始試合をコントロール出来たと思う。どんな勝ち方でも必ず勝つと思って試合に臨んでいました。(決勝の谷川戦は)試合前にしっかりプランを練って、チャンスが来るまでは自分が行きすぎないというプランで、それを実行出来たと思っている。
(K-1のリングでの今後の展望は)自分自身、ここまで自分のやるべきことは出来て、自分の階級の選手を全員を倒してきたと思っている。そんな中で現時点では、6月の武尊vs天心戦のイベントに出たい。こうして自分はトーナメントを勝ち抜き、Krushのベルトも持っているので、K-1の代表として6月の大会に出られるように準備をしたい。
(トーナメント出場選手で1番体重が軽い中で、勝てた要因は)自分自身、サイズやパワー、スピードが劣っている劣っていないは関係ないと思っている。大事なのはしっかり頭を使って戦略を練っていく。そのために厳しいトレーニングをして分析してきた。実際戦って、自分よりパワーやスピードのある選手はいたと思うが、そういった戦略を練ってきたことが今回の勝因だと思う。
(体格差があってもスピードやテクニック、パワーでも負けていなかったように感じたが?)自分自身試合していて気分が良かった。このトーナメントのためにきつい練習をしてきて、おそらく他のどの選手よりもきついトレーニングをしたと思っている。ほとんどの時間をジムで過ごした。その中でハードな厳しい努力をすれば報われるという気持ちで練習してきた。それが結果につながっていると思う。
(K-1のヘビー級レジェンドのピーター・アーツから祝福を受けたことに関しては)もちろん最高の気分だったよ。こうしてK-1のレジェンドであるピーター・アーツさんから、ウイニングローレルを貰えたことは、次の自分の試合に向けてのモチベーションにつながる。次は必ずより上のステップに上がれるモチベーションに繋がった。(K-1の歴史に名を残す選手になりたい?)もちろんです。みんなそのために戦っていると思いますし、自分は戦うことで皆さんの心に自分の名前を刻みたい気持ちはずっと持っています。
(日本という国は小さい選手が大きい選手を見ていて痛快に思うことがある。イランではそのような国民性があるのか?)もちろん小さい選手が大きい選手が倒すことでファンは興奮するし、見たいショーになると思う。やはりエンターテイメントとして、それが皆さんに好かれるんじゃないかと思う。イランも同様に、世界中でも小さい選手が大きい選手を倒すところを楽しんでいるというのはあると思う。
(日本では柔よく剛を制すという言葉もあるが、イランでもそのような言い回しの言葉はあるのか?)イランにも同じような言い方、言い回しはある。『自分自身を信じなければ何も出来ない。逆に自分を信じれば実現出来る』と言うんだ。その中で何のために戦っているのかという気持ちを持つことが大切だと思うし、それが誰のため何のために戦っている気持ちを強く持つことは大事です。そういう言い回しはあります。
(今後について、無差別級トーナメントを制して、重量級のベルトは狙っていきたいか?)自分が来日した理由はK-1のベルトを獲ること。いつでもいいのでK-1がチャンスをくれるのであれば、K-1のベルトは必ず獲りたいと思っています。(クルーザー級のチャンピオンのシナ・カリミアンやヘビー級王者・ロエルマナートの存在もあるが)今の自分はヘビー級で戦う選手ではないので、まずは自分の階級であるクルーザー級にファーカスしたい。今回の無差別級トーナメント参加したが、自分自身誰と戦っても勝てる自信は持っている。まずはクルーザー級にフォーカスしたい」