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[ニュース]2022.9.10
「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜 スーパー・ライト級タイトルマッチは笑顔で握手!王者・大和哲也「ベルトを守るというよりも、大蔵選手に勝ちたい」vs挑戦者・佐々木大蔵「僕も大和選手に勝つことしか考えていない」
    
 9月10日(土)都内にて、開催を明日に控えた神奈川・横浜アリーナ「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN 〜よこはまつり〜」の公開計量と前日記者会見が行なわれた。
 明日のK-1スーパー・ライト級(-65kg)タイトルマッチで激突する王者・大和哲也は64.85kg、挑戦者・佐々木大蔵は65.0kgで計量を1回目でクリアー。その後の会見に出席した。

 両者は2020年12月のK-1両国大会で初対戦。大和が剛拳を振るうも、佐々木が技術で打ち合いを制し、判定勝利。以来、約1年半の間に大和はK-1王座を奪取。佐々木は大和戦を含める10連勝を積み重ねた。悲願の戴冠後、初防衛戦を迎えるK-1王者vs勢いに乗る10連勝中のKrush王者の激突。運命のタイトルマッチに勝利するのはどちらか。

 大和は「この試合が決まってからの時間は大蔵選手のことしか考えていない」と語るほど、佐々木に勝利すべく練習に励んできた。感謝を込めて“リベンジ”したいとの思いから、“リベンジ”ではなく“アベンジ”のワードで意気込みを語ってきた大和。この日もアベンジを宣言しつつ「大蔵選手も調子が良さそうなので、最高の試合をしてよこはまつりに相応しい試合を2人でしたい。そして、もちろん一撃必倒で倒したいと思います」とKOでの防衛を誓った。

 一方の佐々木は「ようやくこの時がやってきたなと1日1日噛み締める思いで過ごしてきました。明日は大和選手と再びリングで向き合えることが楽しみです」と普段通りリラックスした表情でコメント。佐々木がK-1世界王座奪取へ挑むのは、18年11月に開催された「第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント決勝のゲーオ戦以来。「ようやく来たな」と待ちに待ったタイトル挑戦へ、待ちきれない様子。「大和選手と自分の格闘技人生の中で、2度もリングで向かい合えるありがたい気持ち」と感謝も気持ちを込め、明日のリングへ上がるとしている。

 計量後のフェイスオフでは笑顔で握手をかわして健闘を誓った両者。最後にベルトを巻いているのは大和か? それとも佐々木か?

大和哲也
「愛を知る県 愛知県の、宇宙を元気にするK-1チャンピオン大和哲也です。いよいよ明日だなと感じています。この試合が決まってからの時間は大蔵選手のことしか考えていなくて、練習していました。今日改めてベルトを持って会見を待っている間に、K-1王者としての初戦で防衛戦に挑めるというのが楽しみです。大蔵選手も調子が良さそうなので、最高の試合をして最高のよこはまつりに相応しい試合を2人でしたいです。そしてもちろん一撃必倒で倒したいと思います。

(初防衛戦を控えた現在の心境は?)防衛戦なんですけど、僕は本当に大蔵選手に勝つことしか考えて練習をやっていなくて。改めて会見で待ってる間に『防衛戦だ』という気持ちが強くて、チャンピオンとしての初戦ですが、自分としては勝ってアベンジして、(佐々木を)超える試合をしたいです。その先にベルトが自分のところに戻ってくると思っています。ベルトを守るというよりも、大蔵選手に勝つことだけを考えてやってきたので、そこにしか意識が向いていないです。

(バチバチのフェイスオフが多い中、笑顔で握手を交わしていた。その際の心境は?)僕も同じで『いよいよだな』という気持ち。僕自身は私情をあまり持ち込まないというか、友人が相手でも思いっきり殴るし、蹴るし関係ないと思っています。僕はあまり私情をリングに持ち込まずに全身全霊で戦うのが、自分の試合に向ける気持ちです。

 約3年近くですかね、あの時に負けてからどん底を味わった状態から這い上がって、ベルトを巻いてまた大蔵選手とK-1の舞台で戦えるのは、本当に嬉しくてワクワクして楽しみです。明日は最高のパフォーマンスが発揮できる。最高の試合をしましょうという気持ちは同じだったと思いますね」

佐々木大蔵
「ようやくこの時がやってきたなと1日1日噛み締める思いで過ごしてきました。明日は大和選手と再びリングで向き合えることが楽しみです。(タイトル初挑戦を明日に控えた心境は?)実質、K-1のベルトはトーナメントの決勝戦で敗れて1度目の前にしていましたが、そこから4年近く経ちます。ようやく来たなと。僕も大和選手に勝つことしか考えていない。その後にベルトがやってくるのかなと思っている。

(バチバチのフェイスオフが多い中、笑顔で握手を交わしていた。その際の心境は?)以前の時と変わらずで、僕は大和選手と自分の格闘技人生の中で、2度もリングで向かい合えるというありがたい、感謝の気持ちです。思いっきりぶつかり合いましょうという気持ちで、握手を交わしました。一人ではリングには立てないので、色んな意味を込めて、握手を交わしました」
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