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[ニュース]2022.10.14
「K-1 WORLD GP」12.3(土)大阪 打倒・軍司泰斗へ向けてフェザー級6選手が激突!玖村修平vs斗麗、椿原龍矢vs兼田将暉、新美貴士vs國枝悠太
    
 10月14日(金)都内にて、12月3日(土)大阪・エディオンアリーナ大阪で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN大阪大会」の第1弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。
 現役王者の軍司泰斗が世界最強決定トーナメントを制し“戦国時代”に終止符が打たれたK-1フェザー級。ここから新たに「誰が軍司を倒すのか?」の時代に突入し、今大会では斗麗vs玖村修平、椿原龍矢vs兼田将暉、新美貴士vs國枝悠太の3カードが発表された。

 ともに世界最強決定トーナメントに出場しながらも優勝に手の届かなかった玖村と斗麗。しかし玖村は一回戦でジャオスアヤイをKOし、斗麗も元K-1王者の椿原とワン・ジュングァンを下して存在感を見せつけた。今回はトーナメント2位(斗麗)vs3位(玖村)の一戦で、「フェザー級が盛り上がっているからこその一騎打ち、出し惜しみなし」と、中村拓己K-1プロデューサーも熱い視線を送る一戦だ。

 現在オランダ修行中の斗麗は主催者を通じて「感謝と尊敬の気持ちを持って玖村選手を叩き潰します」とコメント。対する玖村も「勝ち上がってチャンピオンと戦うためにもお互い負けられない戦い」とサバイバルマッチにかける想いを語った。

 椿原vs兼田はK-1甲子園王者対決(※2017年-55kg優勝が椿原、-60kg優勝が兼田)であり、大阪対決という一戦だ。元K-1王者の椿原は昨年のK-1大阪大会で王座防衛に失敗。そこから再起し、世界最強決定トーナメントに出場するも斗麗に敗れており、地元大阪から王座返り咲きに向けた試合だ。対する兼田は大阪出身&在住の実力者として、複数の団体で活躍した後、今年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。Krushで勝ち星を重ねて、待望のK-1初参戦が決まった。互いに距離感に優れたテクニシャンタイプで、中村Pも「ガツガツ打ち合うとは違う技術とテクニックで魅せる試合になる」と太鼓判を押す技術戦だ。

 そして椿原vs兼田によるテクニシャン対決とは打って変わり、激闘派対決として噛み合うであろう試合が新美vs國枝の一戦だ。元Krush王者の新美だが、今年に入って白星がなく、粒ぞろいのフェザー級にあってなんとしても一勝が欲しいところ。対する國枝は昨年9月以来のK-1参戦。これまでKrushで勝った試合はKOというハードパンチャーで、地元大阪大会の出場を実力で勝ち取った。新美にとっては生き残りを、國枝にとってはトップ戦線に食い込むためという下剋上をかけた試合であり、共に真っ向勝負を売りにした選手だけに激闘必至だ。

 打倒・軍司に向けて前進するのは誰だ!?

玖村修平
「前回8月のK-1福岡大会、フェザー級世界最強決定トーナメントで次のスター、K-1 NEXTになるために全力で挑みましたが、準決勝で負けてしまってその存在には届きませんでした。だけど、はっきりと次のK-1のスターが決まってないと思うので、今回の試合でまた、玖村がそういう存在に名前が上がるような勝ち方をして、全力で人生を変えるつもりで今回も挑みたいと思います。

(対戦相手の印象・勝ち方のイメージは?)若くて勢いがあって、テクニック、スピード、パワー、全てを備えたトータルファイターかなと思っています。前回僕が決勝戦まで上がれば戦ってたんですけど、上がれなくて、戦えなくて、でも今回戦うことができてすごく感謝してます。前回僕も斗麗選手もチャンピオン(軍司)に負けているので、また勝ち上がってチャンピオンと戦うためにもお互い負けられない戦いだと思っています。勝った方がまたチャンス来ると思ってますし、負けたらまた下から戦わないといけないので、今回しっかり倒してまたアピールしたいと思っています。

(軍司の印象・ベルトへの想いは?)トーナメントの準決勝で戦って倒されてしまったんですけど、チャンピオンとしての覚悟だったり意地、すごいなと思いました。僕がまだその覚悟が足りていなかったのかなと、甘いなと思いました。だからこそ、チャンピオンの実際の覚悟っていうのを目の前で向かい合って感じたので、それ以上に僕が覚悟を持ってこれからもう一回戦えるように一から勝ち上がっていきたいと思います」

斗麗 ※会見欠席のためメッセージのみ
「今僕は毎日強くなるためにオランダで修行に励んでいます。今回、対戦相手が玖村選手という素晴らしい選手と聞き、さらに気合が入っています。地元関西での試合で前回から更に強くなった姿をお見せます。楽しみにしていてください。感謝と尊敬の気持ちを持って玖村選手を叩き潰します」

椿原龍矢
「K-1大阪大会にすごく出たかったので出れて嬉しいです。今年最後の試合が負けとったらたまらないので、しっかり今回勝っていい2022年の終わりにしたいと思ってるのでがんばります。(対戦相手の印象・勝ち方のイメージは?)兼田選手と僕は同じ年にK-1甲子園で優勝してるので、その時からうまい選手やなっていう印象は持ってました。甲子園で優勝してから5年、僕はずっとK-1で育ててもらって戦ってきたので、今回はK-1ファイターとして意地でも倒して勝ったろうと思ってます。

(軍司の印象・ベルトへの想いは?)素直に強かったし、すごかったし、かっこいいなとも思いました。同じにトーナメントに出たのに、その場に立ててない自分もすごい悔しかったし、またがんばりたいなって思いました。今のうちに軍司選手にはフェザー級チャンピオンのベルトの価値をしっかり上げといてもらって、最後根こそぎ僕が全部持っていったろと思っています。今のうちにフェザーのベルトの価値を上げとってくれたらなって思います。来年は僕が獲りに行きます」

兼田将暉
「まず、K-1初参戦になるんですが地元大阪で試合を組んでいただき、ありがとうございます。この試合についていろんな意見もあると思うんですけど、しっかりここでいい結果を残して、ファイターとして価値を上げていくので応援よろしくお願いします。(対戦相手の印象・勝ち方のイメージは?)椿原選手はテクニックがめっちゃあって、K-1のチャンピオンにもになってるぐらいなので今までやってきた中で断然強いと思うんですけど、僕もテクニックでいきたいと思ってますし、そうやってテクニックで勝てばトップ戦線で名前は覚えてくれると思うので、しっかりテクニックで圧倒して勝ちたいと思っています。

(軍司の印象・ベルトへの想いは?)すごいチャンピオンがフェザー級におるなっていう印象でした。めっちゃ強かったし、1回戦から全部観させてもらったんですけど、まだ全然、僕が挑戦とかできる立場じゃないんで。でもここでしっかり椿原選手に勝てば少しは名前が上に行くと思うので、まずここ目の前の一戦を大事に獲りに行きます」

新美貴士
「最近、結果を出せてないのでここはなんとしても勝ちたいと思っています。(対戦相手の印象・勝ち方のイメージは?)相手の印象は一戦一戦、強くなっていると思っていて、攻撃力のある選手と思っています。でも倒して勝ちたいと思っていますし、攻めるだけじゃなくて、しっかり考えながら練習をやっているので、試合でもそこが出せればなと思っています。(軍司の印象・ベルトへの想いは?)軍司選手を見てすごいな、強いなって思ったんですけど、そのベルトを目指すために一人一人倒して、そこに近づいて僕がベルトを獲れるように強くなることだけを考えてやっていきたいと思っています。」

國枝悠太
「新美選手は倒れたことがないと聞いているので、しっかり倒せるように心がけてしっかり練習してきます。(対戦相手の印象・勝ち方のイメージは?)印象はただ前に出てくる選手やなって。その前に出てくるプレッシャーでみんなやられてると思うんですけど、僕がここでしっかり倒して勝ちます。(軍司の印象・ベルトへの想いは?)8月の福岡大会、現地に行って観たんですけど軍司選手、男前やし強いなって。でも遠くからそうやって思ってるだけじゃ、いつまでも上の選手とできないし、一人一人倒して軍司選手に辿り着きたいなと思いました」
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