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[ニュース]2016.5.5
山崎秀晃、復讐の時来たる!世界最強決定トーナメントでゲーオにリベンジ宣言「もうゲーオを凌駕できるレベルまで来ている。綺麗ごとを抜きで、やられた相手にやり返す」
    
 6月24日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-65kg世界最強決定トーナメント〜」。トーナメント出場選手インタビュー第1弾はKOK世界-65kg王者スタニスラブ・レニタと対戦する-65kg日本代表決定トーナメント優勝・山崎秀晃だ。
――改めて日本代表決定トーナメント優勝おめでとうございます。ほとんどダメージもなかったと思うのですが、すぐに練習は再開されたのですか?

「はい。明確な目標として6月の世界トーナメントが決まっていたので、すぐにジムワーク、フィジカルトレーニング、ラントレを再開しました」

――初めて1日3試合のトーナメントを経験して、どんなことを感じましたか?

「自分にとっては未知の領域だったので、いっぱいいっぱいのところもありましたけど、そこは気持ち・メンタルで持っていきました。頭で考えるよりも身体を動かして、という感じでしたね」

――トーナメントをやってみて分かったことは多かったですか?

「試合の中で一つ一つ反省点はありましたが、最終的にはいい戦いが出来たかなと思います。反省点を修正しつつ、いいところを伸ばしつつ、練習を続けています」

――そして世界トーナメントの1回戦ではKOK世界-65kg王者レニタとの対戦が決まりました。レニタの映像をチェックして、どんな印象を持っていますか?

「身長は低いんですけどパンチの回転が速くて昔のマイク・ザンビディスを思わせるような剛腕ファイターだと思います。ただ僕は来てくれる相手はすごくやりやすいので、迎え撃つだけというか、しっかりKOで勝ち上がることが出来るように戦います」

――レニタのような突進系のファイターを攻略するのは得意ですか?

「正直やりやすいですね。相手を迎え入れてドン!とパンチを合わせたり、自分が中に入っちゃってもいいですし、すごくイメージがしやすい相手ですね」

――パンチャー対決という部分ではファンも興味を持つ組み合わせになったかなと思います。

「そうですね。アグレッシブな選手と僕がやることで、そこで生まれる空間があると思いますし、僕に求められるものはKOだと思うので。日本トーナメントは3試合KOとはいかなかったので、世界トーナメントではすべてKOで優勝できるように準備します」

――日本代表決定トーナメントでは掛け蹴りという新たな必殺技も見せました。今回もそういった秘策は用意していますか?

「掛け蹴りを活かして『こういう技が入るんじゃないかな?』という新しい技を発掘・練習しているし、掛け蹴りそのものも威力・スピードを磨いて、どういう軌道がいいのかも練習しています。6月にはまたパワーアップした山崎秀晃をお見せできると思います」

――そして山崎選手が対戦を希望しているゲーオ・ウィラサクレックとはお互いに決勝まで勝ち上がらなければ対戦できない組み合わせとなっています。そのことはどう感じていますか?

「初代王座決定トーナメントでは1回戦で戦って、今回は当たるなら決勝ということで、僕の最終目標はゲーオを倒すことです。決勝までは必ず勝ち進まなければいけないと思っています。決勝でゲーオと戦うことをイメージしながらトレーニングしていますし、今はレベル的にも凌駕できるところまで来ていると思うので、自信があります」

――もしそれが実現すれば、ずっとK-1を見ているファンにとって壮大なストーリーになります。

「周りから見れば綺麗なストーリーですけど…僕からすれば綺麗ごと抜きで、やられた相手にやり返すだけです」

――日本代表として戦う山崎選手に多くのファンが期待していると思います。どんな試合を見せたいですか?

「日本からは他にも2選手が世界トーナメントに参戦しますけど、自分は日本代表トーナメントの優勝者として、胸を張って日本代表として海外の選手を迎え撃ちます。そして日本にはこんな選手がいるんだと象徴できるようなファイトをしたいです。その持ち味を生かせるのはこの拳だと思っているんで、しっかりKOを狙ってお客さんに魅せられるような試合をしたいと思います。
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