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[ニュース]2022.12.17
「Krush.144」12.18(日)後楽園 2022年のK-1 JAPAN GROUPを締めるのはどちらだ? 王者・中島千博「理想はKO勝ち。それまでの技や動きもしっかり見せたい」vs挑戦者・西元也史「格闘家として生きるために必ず勝つ」
    
 12月17日(土)都内にて、開催を明日に控えた「Krush.144」後楽園ホール大会の公開計量と前日記者会見が行なわれた。
 2022年のK-1 JAPAN GROUPを締めるメインイベントはKrushスーパー・フェザー級のタイトルマッチ。今年1月にトーナメントを制して王座を獲得した中島千博が初防衛戦を迎え、直近2連勝でチャンスをつかんだ西元也史がタイトルに挑む。

 2022年の始まりと終わりにタイトルマッチを迎えた中島は「いいスタートが切れた1年だったので、最後もしっかりいい終わり方をしたい」と有終の美を飾ると意気込み。「理想はKO勝ちですけど、技のバリエーションや動きの良さをしっかりと見てもらいたい」と、結果だけでなく過程も充実した一戦とする構えを見せた。

 タイトル初挑戦を迎える西元は「必ず勝つ。それしか考えていません」とすでに臨戦態勢の様子だ。中島のKO宣言を受け「負けない戦いの中で倒しきる勝ち方を徹底したい」と、直近2試合の判定勝利で身につけたスタイルを披露すると宣言。「レベルアップしたKOマシーンを見せたいですね」と、ちょうど1年振りとなるKO勝利の実現に意欲を見せた。

 Krush Evangelistの石川直生さんが「蹴り対パンチの図式を超えたトータルファイター同士のKrushスーパー・フェザー級頂上決戦」と評したタイトルマッチ。2022年のK-1 JAPAN GROUP最後を締めくくるのは王者・中島か、挑戦者・西元か。

中島千博
「しっかり西元選手に勝つために練習してきました。楽しみにしていて下さい。(計量で相手の印象)本当に調子よさそうで。調子よさそうでないと、戦っても自分自身もつまらないので、調子よさそうでよかったです。(王者奪取で始まり初防衛で終わる2022年、どんな年だった?)『THE MATCH』で負けてしまったんですけど、Krushでトーナメント優勝できて、自分の中ではいいスタートができたので、最後もしっかりいい終わり方をしたいと思います。

(ボクシングジムへの出稽古など従来とは違った取り組み。成長の実感や見て欲しいポイントなどある?)今まではダウンもらっちゃうときはパンチをもらうことが多かったので、自分自身もらわないようにという練習をしてきましたし、しっかり当てて倒せるようなパンチの練習をしてきたので、いい感じです。

(2022年K-1 JAPAN GROUP最後の試合で注目のスーパー・フェザー級のタイトルマッチ。どんな勝ち方で今年を締めくくり来年につなげたい?)理想はKO勝ちなんですけど、それまでの技のバリエーションや動きとかをしっかり見てもらう方にすごいなと思われるような試合をしてしっかり勝ちたいと思います。

(12月13日にジムの先輩の武居由樹選手がOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座を防衛した。苦戦した印象があるがどう見ていた?)僕自身一緒に練習をさせていただくんですが、ネットなどでは”武居由樹は長いラウンドは苦手なんじゃないか”と言われていましたが、一緒に走っていてもいつも一番で、絶対にスタミナが切れることはなかったんですよ。そういうのを間近でみていたので、長いラウンドになっても動けるしパンチ力も落ちないというのはわかっていたので、1R目にカットして大丈夫かなとは思いましたけど、安心して見ていました。

(その試合を見てどんな刺激を受けた?)あの試合というよりは常に一番の目標が武居由樹なので、由樹君のような戦い方をまねしたいですけど、僕のスタイルは空手がベースにあって蹴りなので、上手くミックス出来るなと思って練習しています」

西元也史
「明日はやることやってきたので、意地でも何が何でも獲るつもりで、それしか考えていません。(計量で相手の印象)調子よさそうでいい顔していたなと思います。(いよいよタイトル初挑戦。普段の試合とは気持ちの持ち方は違う?)ここがゴールではないので、普段とはどう違うというようなそこまで構える気持ちはないんですけど、一試合一試合勝たないと次がないと思っています。格闘家として生きるために生きるか死ぬかという感じなので、必ず勝つ。それしか考えていないです。

(直近2試合は判定の中にも成長を感じているという話もあった。その成長をどんな形で見せられそう?)もちろん僕はKOが一番だと思っているので、負けない戦いの中で倒しきるという勝ち方を徹底したいですね。(新しいKOマシーンが見られる?)新しいというかレベルアップしたKOマシーンを見せたいですね。(2022年K-1 JAPAN GROUP最後の試合で注目のスーパー・フェザー級のタイトルマッチ。どんな勝ち方で今年を締めくくり来年につなげたい?)締めるにふさわしい、もちろんKO勝ちなんですけど、中島選手も調子よさそうで、僕もバッチリなんで、間違いなくいい試合になると思うので、そこをしっかり倒して終わらせます」
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