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[ニュース]2023.1.21
「Krush.145」1.21(土)後楽園 ドロドロか? 打ち合いか? 価値観の違う者同士がいよいよ激突!ライト級王者・大沢文也「いつも通り全身全霊で必ず勝つ」vs挑戦者・里見柚己「Krushらしくいく」
    
 1月20日(金)都内にて、開催を明日に控えた「Krush.145」後楽園ホール大会の前日計量と記者会見が行なわれた。
 メインイベントでKrushライト級タイトルマッチを戦う王者の大沢文也と挑戦者の里見柚己は、無事に計量をパス。2人揃って調印式と記者会見に臨んだ。今回のタイトルマッチは、2019年6月のK-1両国国技館大会で対戦している大沢と里見が、約3年半ぶりに今度はKrushのベルトをかけての再戦だ。

 会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんが、「どんな形であれ勝ちにこだわる大沢選手と、華のある倒し合いにこだわる里見選手。大沢選手が今回どんな戦い方を用意してくるのか? 里見選手が必殺の左、伝家の宝刀をどういうふうに大沢選手に当てに行くのか? テクニカルなタイトルマッチになると期待しています」と期待を込めて紹介したように、戦いへの価値観が真っ向からぶつかり者同士の激突だ。

 王者の大沢は昨年4月の「Krush.136」で瓦田脩二を倒して王座を戴冠。これが初防衛戦となるが、「もちろんベルトは大事ですし、タイトルマッチは大事ですけども、僕は全ての試合が大事なので、いつもと変わらない気持ちで戦いたいと思います」と気負うところはない。「僕はファイターもできるし、アウトボクシングもできるし、こんなことを自分で言っちゃうのもなんですけど、僕は何でもできるんで」と明日の戦い方に関して煙に巻きつつ、「どの試合でも全身全霊本気で戦うのがファイター。だから僕はいつも通り全身全霊で必ず勝ちにいきます」と、力強く勝利を宣言した。

 一方の里見は2021年に第6代Krushライト級王座決定トーナメントに出場し、決勝で瓦田に敗れて、あと一歩のところでベルトを逃した過去がある。しかしその後に連勝を重ねて、約1年4カ月かけて再びタイトル挑戦のチャンスを掴んだ。そのため、「ついに明日かって感じで、本当に長い間、毎日キツい練習をしてきて、明日のために作ってきました」と、決戦が待ちきれない様子。

「打ち合ってもらえるような気持ちが入ってくれるようなスタイルで、しっかりKrushらしくいきたいなと思っています」と、大沢を自分の土俵である打ち合いに引きずり込みたい考えのようだ。「本当にたくさんの人に支えてもらってここまで来られたと思っています。明日はしっかり勝って、たくさんの人に少しでも恩返しができたらなと思っているんで、応援よろしくお願いします」と、支えてくれた人たちの恩に報いるためにも、ベルト奪取を誓っていた。

大沢文也
「明日はいつもと変わらない感じで。別にタイトルマッチだろうが、普通のワンマッチだろうが同じなんで。もちろんベルトは大事ですし、タイトルマッチは大事ですけども、僕は全ての試合が大事なので、いつもと変わらない気持ちで戦いたいと思います。(計量で相手と向き合ってみて感じたことは?)顔を見てないっすね、はい(笑)。顔を見てないっす。

(いつもと変わらないということだが、防衛戦というものに対してどういう気持ちがある?)本当に苦労して手に入れたベルトなんで、本当に本当に苦労して手に入れたベルトなんでね、絶対に渡さないぞという、これは俺のだぞっていう気持ちはもちろん強いです。まあどの試合も大事って言いましたけど、そういう気持ちは凄い強い気持ちがあります。これは誰にも渡さないっていう気持ちがあります。

(チャンピオンはドロドロの試合をして判定で勝つと宣言していた。その気持ちは変わらない?)変わらないですね。ただ、別に僕はファイターもできるし、アウトボクシングもできるし、こんなことを自分で言っちゃうのもなんですけど、僕は何でもできるんで。何でもできるんで、一番勝ちに近い戦い方はドロドロの試合なのかなとは思いますけど、どうなるんですかね? ドロドロの試合って言ってますけど、なんかんだで打ち合っちゃう可能性もあるし、明日の気分じゃないですか? どっちだと思いますか?(ドロドロの方が可能性が高いと思うが?)そうですか?

(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日は当たり前のように勝つんですけど、里見選手はTwitterをフォローし合ってて、結構Tweetとかが流れてきたりして目に入るんですけど、凄い練習してるって流れてきてたり、凄いベルトへの熱い気持ちを書いたりしているんですけど、申し訳ないけど、タイトルマッチだから頑張るとかはないんで。応援している人たちにそれは失礼だと思うし、どの試合でも全身全霊本気で戦うのがファイターだと思ってるんで。だから僕はいつも通り全身全霊で必ず勝ちにいきます。まあこうやって言ってますけど、里見選手は本当に凄いいいファイターなんで、もしかしたらいい試合ができるかもしれません」

里見柚己
「ついに明日かって感じで、本当に長い間、毎日キツい練習をしてきて、明日のために作ってきました。明日は大沢選手と最高の試合をして、最高の大会で最高の形で自分が締めくくろうと思っています。よろしくお願いします。(計量で相手と向き合ってみて感じたことは?)特に思わなかったです。一度戦ってますし、一度向かい合っているので特に何も思わなかったです。

(ベルトを見てどんな気持ちが湧いた?)あと一歩のところまで来たっていう感じで、明日はしっかりと倒すことにこだわって、本当に判定になったら大沢選手が行くと思いますし、自分が倒せれば自分がベルトを巻くと思うんで、本当に楽しみにしてもらえたらなって思っています。(心境の変化があったようだが、今のを聞いてどう思う?)そこは自分の戦い方だったりで、打ち合ってもらえるような気持ちが入ってくれるようなスタイルで、しっかりKrushらしくいきたいなと思っています。

(ファンの皆さんへのメッセージは?)約1年半ぐらい前にあと一歩のところまで来た時に取りこぼしたこのベルトが、またあと一歩のところまで来れました。これはでも、自分だけの力じゃなくて、本当にたくさんの人に支えてもらってここまで来られたと思っています。明日はしっかり勝って、たくさんの人に少しでも恩返しができたらなと思っているんで、応援よろしくお願いします」
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