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[ニュース]2023.2.24
「Krush.146」2.25(土)後楽園 王者・池田幸司「松谷選手が挑戦するのはまだ早い。僕の攻撃力にビックリすると思う」vs挑戦者・松谷桐「まず池田選手の攻撃そのものが当たらない。もらわず完封して勝つ」
    
 2月24日(金)都内にて、開催を明日に控える「Krush.146」後楽園ホール大会の前日計量と前日会見が行なわれた。メインイベントでKrushバンタム級タイトルマッチを戦う王者・池田幸司と挑戦者・松谷桐は無事に計量をパス。2人揃って記者会見に臨んだ。
 昨年、壬生狼一輝からKrushバンタム級王座を奪取し、野田蒼相手に初防衛も果たしている池田にとっては今回が2度目の防衛戦。会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんも「リーチを活かして足技で戦う選手というイメージからドンドン進化して、倒せるパンチと足技のバリエーションが増えた頼もしいKrush王者になってくれました。キャリア13戦なので、これはまだ数段階進化する期待が持てるし、毎試合新しい池田選手が見られると楽しみにしています」とその成長ぶりを絶賛している。

 池田自身も松谷を「やりづらい相手」と言いつつも「それでも難なく突破する池田を明日は見せられるんじゃないかと思います」と自信たっぷりだ。公開練習では「ボディでKOする」という発言もあった。それに対して松谷が「当たらない」と言うと、「9分もあるんでね。その中で1発2発は当たると思うので、僕の攻撃力を感じてビックリしちゃうんじゃないかなと思っています」と、現在の進化した攻撃力に相当な自信を持っている様子だった。

 対する松谷は一昨年からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、5戦目にしてタイトルマッチにたどり着いた。「前回の試合では、K-1 JAPAN GROUPで初黒星を喫した前々回での試合の教訓を活かして、さらに穴の少ない松谷選手の試合を見せてくれました。ジムの代表である卜部功也選手を彷彿とさせる惚れ惚れとするテクニック、そのような松谷選手の試合を明日も見られることを期待しています」と石川さんが述べたように、その持ち味は師匠の功也仕込みのテクニックだ。

「ボディでKO」を宣言している池田に対しても、「まずその攻撃は当たらないかなと思うので、自分が当てて、もらわずに完封して勝とうかなと思います」と豪語するのはその自信の表れ。「ここはまずしっかり勝って、さらに上に行こうと思います」と、かねてより狙いを定めているK-1のベルト奪取に向けて、まずはKrush王者を踏み台にする腹積もりのようだ。

池田幸司
「対戦相手の松谷選手は、相手をイメージして練習していく中で思った以上にやりづらい相手だと思うんですけど、それでも難なく突破する池田を明日は見せられるんじゃないかと思います。応援よろしくお願いします。(今回が2度目の防衛戦だが、初防衛戦との違いなども含めて、直前となった現在の心境は?)2度目の防衛戦ということで、防衛する感覚はこの前掴んだんで、同じように自分の力を信じて出し切れば、必ずKOできると思っています。

(公開練習等で池田は『ボディでKO』とか、松谷は『何もさぜずに完封』と言っていたが、お互いにその発言を聞いてどう思う?)最初は当たらないかもしれないですけど9分もあるんでね。その中で1発2発は当たると思うので、僕の攻撃力を感じてビックリしちゃうんじゃないかなと思っています。

(松谷の発言を聞くと、『Krushのタイトルは通過点』と捉えているようだが、それについてチャンピオンとしてどう思う?)率直にまだ挑戦者としては早いぞというところを、この試合で見せたいですね。テクニックで勝負するっていうのは、ファイターとしての自分のやってきている技術を出すっていうことに関しては凄いスキルだと思うんですけど、やっぱ“倒せるバンタム級”を僕が体現しているんで、しっかり倒して防衛して、バンタム級の面白さを伝えたいですね。

(テクニックは池田も売りだったと思うが、テクニックでも負けない自信はある?)まあテクニックでももちろん勝負したいですよ。ちょっと楽しみですね。僕のテクニックがどれだけ若きサウスポーアーティストに通用するのか? それも楽しみたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はKrushのメインイベントをしっかりKOで盛り上げるので、期待していてください」

松谷桐
「今回はこうやってタイトルマッチを組んでいただいて、凄く嬉しく思います。ここはまずしっかり勝って、さらに上に行こうと思います。応援よろしくお願いします。(Krushでは初めてのタイトルマッチとなるが、現在の心境は?)ここ勝てばKrushのベルトをもらえることは凄く嬉しいんですけど、K-1のトーナメントに出ていた池田選手と戦えるので今は凄く楽しみな気持ちが強いです。

(公開練習等で池田は『ボディでKO』とか、松谷は『何もさぜずに完封』と言っていたが、お互いにその発言を聞いてどう思っている?)ボディでKOするって言われていたんですけど、まずその攻撃は当たらないかなと思うので、自分が当てて、もらわずに完封して勝とうかなと思います。(5戦目でのタイトル挑戦はタイミングとしてどう?)勝ってたら回ってくると思っていたんですけど、前回1回勝ってからこうやってすぐ組んでもらえるとは思っていなかったので、決まっていた時は素直に嬉しかったです。

(チャンピオンが先ほど9分間では逃げ切れないと言っていたが?)逆に9分しかないので、その中で自分だけが攻撃を当てて、上手く戦ってやろうかなと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はしっかり勝って、いつも応援していただいている皆さんのことを喜ばせられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
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