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[ニュース]2016.5.10
6・12「Krush.66」塚越仁志と平山迅が-67kg王者・渡部太基への挑戦権をかけて激突!KO必至の激戦を制すのはどちらだ!?
    
 5月10日(火)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて、6月12日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.66」の記者会見が行われた。
 すでに発表されている塚越仁志×平山迅の一戦が第4代Krush-67kg王者・渡部太基への挑戦権をかけた[-67kg次期挑戦者決定戦]として行われることになった。(※タイトルマッチの期日は後日発表)

 会見では宮田充Krushプロデューサーがこの試合を挑戦者決定戦にした経緯を以下のように説明する。

「1月大会で渡部選手が牧平圭太選手からベルトを奪取し、次のチャンスを考えた時、K-1では-70kgでも試合をしている平山選手にKrushの-67kgでチャンスをあげたいと思いました。また塚越選手は昨年11月に渡部選手に負けているのですが、非常にいい試合をしています。今回は渡部選手がチャンピオンという立場で、塚越選手と平山選手で競り合って勝った方が挑戦することが相応しいと思いました」

 続いて塚越と平山がそれぞれ試合に向けて意気込みを語った。

塚越仁志
「11月に渡部選手と試合をして判定で負けてしまったのですが、その次の試合でチャンスをいただいたことをうれしく思います。Krushに出た時からずっとKrushのベルトが欲しいと思っていたので、このチャンスは絶対に落とせないです。必ずこのチャンスをモノにします」

平山迅
「自分は最初にKrushに出してもらった時からずっと『インパクトを残す』と言い続けています。相手どうこうではなくお客さんと応援してくれる人のためにインパクトを残して神戸に帰る、それだけです。自分は-67kgでやってきて、ずっとKrushのベルトを意識してやっています。常にそのモチベーションでやっているので、いつも落とせない試合だと思ってやっています」

 両者は今回が初対決。お互いの印象を聞くと、どちらも「パンチが得意と聞いているので、そこには気をつけたいと思います。ただし、まだちゃんと映像を見ていないので、これからしっかり見てやっていきます」(塚越)、「渡部選手と好勝負したくらいしか知らないので、自分もこれから見ようと思います」(平山)と、本格的に相手を研究する段階には入っていない。

 しかしKrushでも一、二を争う激闘派同士の対戦ということで、宮田プロデューサーも「この試合は必ず激しい試合にあると思うし、ずばりノックアウトで終わると思います」と期待の言葉。塚越と平山もそれに呼応し、ファンに激闘を約束する。

「自分はKrush・K-1に出るようになって、勝っても負けても判定決着がない。勝つにせよ負けるにせよに倒すか・倒されるかの試合になります。絶対にええ勝負になると思うし、間違いなくノックアウト決着になると思っています」(平山)

「宮田さんがそう(ノックアウトで終わると)考えて試合を組んでくれたことがうれしいです。僕も平山選手も渡部選手に悔しい想いをしていて、4月のK-1でうちの山崎(陽一)が渡部選手と戦って、いい勝負をして勝ちました。でも僕は山崎のセコンドについていて、うれしいはうれしかったですけど、、どういう顔をしていいか分からなくて…会場にいられなくてすぐに帰りました。ベルトが欲しい気持ちと同時に渡部選手には強い想い入れもあります。それは平山選手も同じだと思うし、必ずいい試合でKOで終わると思います」(塚越)

 最後にファンへのメッセージを求めると、魔裟斗の大ファンを公言する平山は「今回は相手がシルバーウルフの選手です。僕は魔裟斗さんがめっちゃ大好きで、そこも意識しているので、試合を見ている人たちに魔裟斗さんが試合してるんちゃうん?と思わせるよう頑張ります」。

 一方の塚越は「これから約1カ月、平山選手を倒すために死にもの狂いで練習します。ぜひ見に来てください」と静かに闘志を燃やした。

 KO必至の激戦を制して、王者・渡部への挑戦権を勝ち取るのは塚越か? それとも平山か?
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