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[ニュース]2016.5.18
渡部太基、実績や下馬評をすべてひっくり返す!「城戸選手が相手だから試合を受けた。相手も人間なんで勝負に絶対はない」
    
 6月24日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-65kg世界最強決定トーナメント〜」。スーパーファイト出場選手インタビュー第1弾は-70kg Fightで城戸康裕と対戦する渡部太基だ。
――3月大会に引き続き、K-1への連続参戦が決まりました。オファーを受けた時はどんな心境でしたか?

「話を聞いたのが試合が終わってすぐだったので、ちょっと怪我というか、体調的にもどうしようかなと思ったんですけど、相手が城戸選手ということだったんで、すぐに『やります』と言いましたね」

――前回の山崎陽一戦は-70kgで2戦目でしたが、3Rに逆転のダウンを奪われるまでは優勢に試合を進めていたと思います。

「試合をしていて、1・2Rはいい感じで攻めることが出来たと思います。でもやっぱり自分は倒してなんぼっていうところがあるんで、3Rもしっかり最後まで倒そうと思っていたら、そこでたまたま(パンチを)もらっちゃったっていう感じですね」

――判定負けという残念な結果でしたが、ご自身としては去年よりも手応えのある試合ができたのではないですか?

「そうですね。身体のリカバリーもいい感じに出来たんで、去年よりは動けました」

――そこで今回は城戸選手と対戦が決まりました。先ほどは相手が城戸選手だったからオファーを受けたという言葉もありました。今までどういう目で城戸選手のことを見ていましたか?

「2008年にK-1MAXの日本トーナメントで優勝した時から存在は知ってたし、上手さもあって強い選手だなと思ってました。世界の強豪ともたくさん試合していて、そういう選手がどれだけ強いのか。単純に興味もあるし、戦ってみたいなって。そういう感じですかね」

――城戸選手は-70kgのトップ選手ですが、その相手と戦う上で渡部選手はどんな自分をぶつけたいと思っていますか?

「今まで通りではダメだと思うんで。また違った意識をもって色々取り組んでいこうと思っています。相手も人間なんで絶対はないと思います」

――-70kgで試合をやってきて、もっとこうすれば良くなる、強くなるということは感じてますか?

「はい。自分自身それが分かっているので、そういう足りないところを見つめながら練習を続けています」



――-70kgでの実績・下馬評では城戸選手の方が上だと思います。それを試合でひっくり返したいですか?

「そうですね。下馬評はひっくり返してなんぼだと思うんで」

――渡部選手自身、K-1の-70kgでやってきて、この階級でも結果を出したいという気持ちは強くなっていますか?

「はい。自分はKrushで-67kgのベルトを持っているんですけど、今のところK-1の階級設定は-65kg・-70kgで、その間がないんで。やっぱ-70kgでどれだけやれるか。やるからには一番になりたいし、上を目指していきたいです」

――城戸選手は間違いなく日本のトップ選手です。今回は色々な試合が組まれていますが、一番盛り上がる試合・ベストバウトを見せたうえで勝ちたいですか?

「そうですね。豪華なカードがいっぱいある中で、渡部×城戸の試合が面白かったと思われる、そういう試合を見せたいです」
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