ニュース
[ニュース]2015.11.29
12・4「Krush.61」亀本勇翔、ビッグチャンスに燃える!「開き直ったり、当たって砕けるなんて気持ちはこれっぽっちもありません。本気で勝ちに行きます」
    
 12月4日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.61」の[-54kg契約/3分3R・延長1R]で瀧谷渉太と対戦する亀本勇翔のインタビューを公開!
――出貝泰佑選手の欠場を受けて、急遽、瀧谷選手との試合が決まりました。試合のオファーがあったのはいつだったのですか?

「試合が発表される数日前ですね。『出貝選手が怪我で欠場になったから勇翔どうだ?』と連絡があって、最初に話を聞いた時は乗りや勢いで決めたくなったので、少しだけ考えました。でも断る理由は見つからなかったし、本当の自分を出せば勝てると思ったので『やります』と返事しました」

――急なオファーだったと思うのですが、練習や準備はどうだったのですか?

「練習は前回の試合が終わってからすぐに再開しているし、むしろ前回負けたことでずっと追い込んでいたので、いつでも試合が出来る状態にしていました」

――10・4「Krush.59」の武居由樹戦は力を出し切れないまま終わった印象があるのですが、亀本選手自身いかがでしたか?

「何を言っても言い訳になっちゃうんですけど…試合中に自分でも自分にイライラするような試合でした。周りからも『勇翔らしくなかった』や『いつもの勇翔と真逆だった』と言われました。そういう悔しさがあったので、ずっと試合をしたいと思っていました」

――では急遽ですが試合が決まって、しかも対戦相手が瀧谷選手というのは願ってもないチャンスですか?

「はい。ずっと瀧谷選手と戦いたいという気持ちがあったんで、今は楽しみな気持ちしかないです」
――亀本選手はいつから瀧谷選手のことを見ていたのですか?

「ずっと昔から活躍している選手なので、まだ自分が子供の頃から見ていました。でも憧れていたというよりも目標にしていた存在で、いつか超えたいとう感じでしたね」

――上京する前から、そう思って見ていたのですか?

「はい。僕は広島出身なんですけど、広島で格闘技をやっている頃から『いつか瀧谷選手に勝つ』と思って見ていました」

――亀本選手はずっと小さい頃から格闘技一筋なんですか?

「そうですね。幼稚園の頃に親の影響で空手を始めて、小学校高学年からキックボクシングを始めました。だから自分はずっとこの道でやっていくんだと思って練習していたし、格闘技をやるために上京して、チームドラゴンに入りました」

――ではなおさら格闘技で成功したいという気持ちが強いのではないですか?

「はい。だから今回の試合が決まって『覚悟を決めて瀧谷選手と戦う』というのは一切なくて、広島から東京に来た時点で覚悟は決まっているし、この道で生きていくんだと腹も括っています。僕は自分が選んだ道に迷いはありません」
――亀本選手にとって「瀧谷選手と戦うことが出来てチャンスだ」ということ以上に意味のある試合ですね。

「かっこつけた言い方かもしれないですけど、こうなる運命だったのかなと思います。10月の試合で負けて、たまたまこういうオファーが来たというのも。今回の試合は実績やキャリアに差があって、僕にはプレッシャーも失うものもない試合かもしれません。でも、だからといって開き直って試合するなんてつもりもないし、当たって砕けろなんて気持ちはこれっぽっちもないです。熱い試合をして、本気で勝ちに行きます」

――急遽決まった一戦ですが、この試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「ほとんどの人が瀧谷選手の勝ちを予想していると思うし、対戦カードが変わって注目度は落ちたかもしれませんが、僕はそれでも構いません。僕は絶対に勝って、いずれは『亀本が瀧谷に勝ったのは必然だった』と思われる選手になっていくので、次の試合そしてこれからの亀本勇翔を応援よろしくお願いします」
トップページへ戻る