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[ニュース]2016.5.22
山崎秀晃、逆襲のGOLDEN FISTで世界最強トーナメントの頂点に立つ!王者ゲーオは精神修行で-65kg完全制圧を予告!?
    
 5月21日(土)東京スカイツリータウンR・ソラマチイーストヤード5F、J:COM Wonder Studioにて「GAORA SPORTS presents「GAORA SPORTS presents『K-1 WORLD GP 2016 〜-65kg世界最強決定トーナメント〜』6.24代々木大会・大決起集会!」が行われた。
 3月の-65kg日本代表決定トーナメントを経て、いよいよ6・24代々木大会でに開催される-65kg世界最強決定トーナメント。イベントにはトーナメントに出場する選手たちが続々と登場し、決戦に向けた意気込みを語った。

 日本代表決定トーナメントでは左右田泰臣、久保優太、野杁正明を下して優勝し、日本代表として世界トーナメントへ挑む山崎秀晃。3月の戦いを振り返り「自分が今までやってきたことが間違ってないと思えるトーナメントだった」と語る。

 世界トーナメント1回戦ではモルドバのスタニスラブ・レニタと対戦。準決勝でもイリアス・ブライド×クリス・マセーリの勝者と対戦する組み合わせとなっており、世界の強豪との試合が続く。

 しかし山崎は「レニタとは噛み合うというか僕が一方的に噛んでやろうと思います。準決勝で特にどちらかと戦いたいというのはないんですけど、強い選手が上がってきた方が面白いでしょうね」と鼻息荒く語ると「やっぱりKO勝ちが一番華がある。ポイントゲームではなくて、いかにKOでノーダメージで勝ち上がるかを考えています」とKOでの勝ち上がりを予告する。

 そして山崎は決勝で-65kg王者ゲーオ・ウィラサクレックへのリベンジを宣言。“逆襲”という言葉を使い、打倒ゲーオへの想いを熱く語った。

「ゲーオには2014年の11月にやられているので今回のテーマは“逆襲”です。僕は-63kgでやっている時は順風満帆だったんですけど、-65kgではゲーオに負けて壁にぶつかりました。

 その後、Krush-63kgのベルトを返上して-65kgに照準を合わせてやることになったんで、ゲーオ戦で自分は変わりました。日本代表として海外の強豪を倒すために"GOLDEN FIST"に磨きをかけます。KOという分かりやすい形で勝っていくので、みなさん僕にご期待ください」

 主催者推薦としてトーナメントに出場する野杁正明とHIROYAは揃って意気込みを語った。

 1回戦でマサロ・グランダーとの再戦に臨む野杁は「マサロ選手はK-1でも海外でも活躍している選手。いい試合になると思うけど圧勝したいと思います」と圧勝&リベンジを宣言。「理想は1回戦でマサロ、準決勝でゲーオ、決勝で山崎選手に勝つことですが、どの選手が来てもいいように準備して当日暴れるだけです。みなさんの期待に応える熱い試合をして、念願の世界を獲りたいと思います」と世界トーナメント制覇の野望を掲げる。

 一方、1回戦でゲーオとの対戦が決まったHIROYAは「ずっとゲーオと試合したいと思っていたので、オファーを受けた時はやってやろうと思いました。本当に今は1回戦のことしか考えていません。ゲーオに勝ったら準決勝・決勝は経験でなんとかなると思うので、1回戦にすべてをかけて挑もうと思います」とゲーオ超えにすべてを注ぐつもりだ。

 そして-65kg王者として世界最強決定トーナメントに臨むゲーオは「今、精神を鍛えるために日本にあるタイのお寺で修行しています」と修行の身であることを告白。修行期間は1日1食の生活で、瞑想やお祈りを続けるという。

 この日、山崎からリベンジ宣言を受けたゲーオだが「私は相手がどう考えていても気にしていません。私はどこにも逃げませんので、来るなら来てください」と王者らしくコメント。「私はK-1-65kg王者として果たさなければいけない義務があります。それはチャンピオンとしてトーナメントで優勝することです」とK-1-65kg完全制覇に自信をみなぎらせた。

 イベントにはリザーブファイトで対戦する木村"フィリップ"ミノルとNOMANも登場。リザーブファイトからの再出発となった木村は「連敗して初めて弱い自分と向き合って、また格闘技が好きになりました」と現在の心境を打ち明け「リザーブファイトだけど、かすかな可能性に望みをかけて奇跡を起こそうと思います」とリザーバーからの優勝を狙う。

 さらに「ここはデカい土壇場。ここから道が開くかどん底に落ちるか。そこを獲りに行く男2人を見て欲しい。トーナメントとは違う面白さがあると思うし、どちらかが勝ち上がれば奇跡が起こる。忘れられない一夜にしたいです」とこの試合にかける想いを熱弁した。

 対するNOMANも「僕と木村選手は2連敗同士で負けた方が3連敗。どちらかがどん底に落ちる。残酷なマッチメークをされたと思う」と持ち前(?)のネガティブさを爆発させたものの「この試合が第1試合になると思うので、大会全体が盛り上がるように木村選手といい作品を残したいと思います」と木村との熱戦を誓った。

 それぞれがそれぞれの想いを胸に秘めて戦う-65kg世界最強決定トーナメント。どんなドラマと結末が待っているのか注目だ!
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