ニュース
[ニュース]2016.5.22
-60kg王者・卜部弘嵩、試練の一戦を必死の力で乗り越える!小宮山工介「僕が-60kgに新しい風を吹かせます」
    
 5月21日(土)東京スカイツリータウンR・ソラマチイーストヤード5F、J:COM Wonder Studioにて「GAORA SPORTS presents「GAORA SPORTS presents『K-1 WORLD GP 2016 〜-65kg世界最強決定トーナメント〜』6.24代々木大会・大決起集会!」が行われた。
 今大会のスーパーファイトでは-55kg王者・武尊×小澤海斗を筆頭に、-60kg王者・卜部弘嵩×小宮山工介、渡部太基×城戸康裕、上原誠×高萩ツトムの日本人対決が組まれている。イベントにはタイで練習中の城戸を除く5選手が出席した。

 今回が新生K-1初参戦となり、スカイツリーに集まったファンからも大きな拍手で迎えられた小宮山。いきなり実現した王者・弘嵩との一戦に向けて「-60kgの一番強いやつは誰だ?ということで、絶対に勝ちたいと思います」と必勝を宣言する。

 さらに小宮山は「空手の技を使って美しく勝つ。これが今回のテーマです。僕のドラゴンキックが火が噴くかもしれません」と得意の蹴り&オリジナル技による勝利を予告すると「僕が-60kgに新しい風を吹かせます」と堂々とファンに約束した。

 一方、昨年11月にタイトルを獲って以降、2連敗と苦しい試合が続いている弘嵩は「今年はまだいい試合が出来ていないので、今回のテーマは“試練”です」と険しい表情で挨拶。

「もう一度死ぬ気で勝ちに行くことが今の自分にとって必要。自分は連敗中ですが、ここで外国人選手に勝つのではなく、みんなが強さを分かっている選手に勝つことに意味がある。改めてK-1王者が強いところを見せたい」と復活の勝利を固く誓った。

 城戸がイベントを欠席だったため、一人での出席となった渡部は「城戸選手はいなすのが上手いし、やりづらいと思う。城戸選手は闘牛×闘牛士になると言ってましたけど、僕は闘牛みたいにガンガン行きます。毎日どうやって倒すかを考えてやっています」と小細工なしの正面突破を予告。

「判定になると厳しいと思うんで理想はKO。今回も豪華なカードが並んでますけど、一番インパクトがあるベストバウトを狙います」と激闘派らしい言葉で締めくくった。

 そして6年前の再戦となるのが上原と高萩のヘビー級戦だ。

 前回の対戦で敗れている上原が「高萩選手にリベンジできたら、次は世界の有名な選手と戦いたい」と高萩へのリベンジを更なる飛躍のきっかけにすると言えば、迎え撃つ高萩は「上原選手の振り回すパンチは当たらない。ああいうブルファイターはやりやすいし、僕は的確な攻撃が得意。きれいに戦って仕留められれば最高」とKOでの返り討ちを予告した。

 またイベントには4月の-60kg日本代表決定トーナメントで優勝を果たした大雅も出席。「9月の世界トーナメントに出る日本人は僕一人で十分。絶対優勝するので応援よろしくお願いします」と力強く語ると、挑戦状を叩きつけてきたK-1非公認!?キャラクターのタローをヒザ蹴りでKOし(?)、イベントを盛り上げた。
トップページへ戻る