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[ニュース]2015.12.2
12・4「Krush.61」-55kg王者・堀尾竜司、初防衛戦で興奮を生む!「Krushのチャンピオンになって今まで以上に貪欲になったし、倒す前提で気持ちを見せる」
    
 12月4日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.61」のメインイベント[Krush -55kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者ハキム・ハメッシュと対戦する王者・堀尾竜司のインタビューを公開!
――8月に第4代-55kg王者となり、初防衛戦でハキム・ハメッシュと対戦することになりました。最初にオファーを受けた時は率直にどんな気持ちでしたか?

「チャンピオンになったからといって一旦落ち着くのではなく、とにかく早く試合をしたいと思っていました。挑戦者は誰でも構わなかったので、相手がハキム選手だからといって特に思うことはなかったのですが、やはり7月にK-1で武尊選手と戦っている相手で、負けてはいるんですけど判定までいったということで自分が何を目指すかは決めています」

――ペース的にはもっと早く防衛戦やりたかったですか?

「そうですね。今まで長く試合が空いても、怪我した時に4カ月空いたくらいなんですね。それまでは2カ月〜2カ月半ペースで試合を続けていたので、そのペースで防衛戦をやってもいいくらいでした」

――8月の王座決定トーナメントは1日2試合でしたが、2試合ともKO勝ちでしたし、そこまで休むことなく比較的早く練習を再開したのですか?

「そうですね。怪我もそこまでなかったので、特に練習が出来ないという状況ではなかったです」
――改めてチャンピオンになってからここまでの間、堀尾選手自身はどんなことを考えて練習してきましたか?

「チャンピオンになって目標は達成したんですけど、また新たな目標として防衛し続けることが大事だと思います。ベルトを持った以上、これから戦っていく選手はもっと強くなると思うので、今まで以上に練習に力を込めてやらなきゃいけないという意識を持っています」

――チャンピオンになって落ち着くというよりも、もっとチャンピオンとして自分を高めるという意識なんですね。挑戦者のハメッシュにはどんな印象を持っていますか?

「前に出てくる力もあるし、いい意味で技もこれという決めたものがなく、とにかくなんでも出来る選手ですよね。距離を取るタイプではなく、近い距離でパンチも打ちたい選手だと思うので、自分とは噛み合うんじゃないかなと思ってます」

――武尊選手に敗れてはいますが、武尊選手が倒せなかった相手ですし、逆にハメッシュのパンチで武尊選手の顔も腫れていました。敗れてもなおインパクトを残した相手ですが、今まで戦ってきた中でも一番の強豪ですか?

「そうですね。本当にどんどん相手が強くなるということを実感しました」

――堀尾選手の成績を振り返るとKrush-55kgのファイターとはほとんど戦っていて、しっかり勝ってきました。こういった海外の強豪と戦うことはイメージされてましたか?

「してましたね。外国人選手は経験したことのないパワーや体の強さがあるので、そういうものもチャンピオンにならなかったら経験できなかったと思います。だから少しワクワクもしてまいますね」

――武尊選手が倒せなかった、判定まで粘られた相手と戦うとなればそれを越える結果や内容=ずばり“KO”が自分のテーマですか?

「はい。やはり『Krushのベルトを持つ者が強い』や『他の団体の選手よりも強い!』という姿を見せたいし、武尊選手と比べられることも意識しています。武尊選手といずれは戦わせてほしいんですけど、もしここで武尊選手が勝った相手に負けていたら、その道は完全に閉ざされてしまいます。武尊選手との対戦を見据えたうえでも負けてはいけない相手なので、勝つための努力をしていきたいですね」
――王座決定トーナメントを含めて、ここ最近の充実ぶりで堀尾選手への期待感は高まっていると思います。それがプレッシャーになることはないですか?

「それはないですね。期待してもらえる嬉しさの方が一気に来ているので、それにどんどん応えたいです。周りの期待に応えれば、これだけ嬉しいことがあるんだから、もっと嬉しいことが欲しい!という貪欲さが今まで以上に出てきましたね」

――今回はメインイベントでの試合となりますが、自分もここまで来たかという気持ちはありますか?

「はい。会場に入った時には緊張するとは思うんですけど、リングに立てば、ものすごく楽しめると思うので、楽しみですね」

――周りの期待も高まる中、初防衛戦でどんな試合を見せたいですか?

「僕の一番の武器は、気持ちを出して前に前に攻め続ける諦めないファイトスタイルなので、それを出していきたいです。その上で僕が狙うのは相手を倒してお客さんがワァーッ!と盛り上がってスカッとするKO勝利です。今までだったら気持ちを出して結果的に倒せればいいと思いましたが、Krushのチャンピオンになった以上、倒す前提で気持ちを出していきたいです」

――王座決定トーナメントを超える興奮を生みたいですか?

「そうですね。あの時はものすごく嬉しかったのですが、今回はチャンピオンとしてメインイベントのタイトルマッチを戦うので、あれ以上の歓声を起こせるくらいのKO劇をやらないといけないと思っています」
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