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[ニュース]2015.12.1
12・4「Krush.61」神戸翔太、大滝裕太を返り討ち宣言!「大滝の最後の見せ場は前日会見だけだから、せいぜい頑張ってくれって思います」
    
 12月4日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.61」の[Krush -58kg王座決定戦・出場者決定戦/3分3R・延長1R]で神戸翔太と対戦する大滝裕太のインタビューを公開!
――試合が近づいてきましたが、仕上がりはいかがですか?

「今回はタイのシッソーンピーノンジムで練習をやってきて、その貯金で体重も絞れたまま練習できたんで、調整は順調です」

――今回は約1年ぶりの-58kgでの試合となりますが、減量は問題ないですか?

「はい。-58kgで試合するようになってからは、今までで一番いい仕上がりだと思います。あとは試合期間が空いたので、いい調整が出来ました」

――今回、タイで練習しようと思ったきっかけは何だったのですか?

「自分がマイクスジムにいた時に一緒だった選手がタイ(シッソーンピーノンジム)で練習してたんですよ。それでたまたま『いい練習が出来るから来れば?』と誘われて、時間もあったので行くことにしました」
――タイの練習ではどんな収穫がありましたか?

「やっぱり海外の選手はみんなハングリーですよね。自分もずっと試合をやってきて、ハングリーさをなくしていた部分もあったんで、そういう環境に身を置くことでハングリーさが戻ってきました。このタイミングでタイに行って、気持ちを上手く切り替えられましたね」

――ムエタイの技術を学ぶよりも精神面を変えることが目的だったのですか?

「そっちの方が大きいですね。自分の場合、ムエタイは全然できないんで(苦笑)」

――タイでは朝から走って一日練習漬けだったのですか?

「朝5時から1時間30分くらい走らさられるんですけど、別にサボろうと思えばサボれるんですよ。でも自分はサボらずにちゃんと走りました(笑)」

――ジムワークも蹴り込みなど地味でハードな練習が多かったのですか?

「そうですね。今まで蹴り込みはほとんどやったことがなかったし、新しい環境で練習して成長できたと思います」

――日本に戻ってきても継続して、いい練習が出来ていますか?

「はい。体重が問題ない分、ちゃんと飯も食えるんで。タイの練習もそうですけど、5月の試合からしばらく時間が空いたのがよかったです。ぶっちゃけ5月の(山本)真弘戦で負けて、やる気をなくしてたところがあったんで。期間が空いて身も心もリフレッシュできました」

――そして今大会では-58kg王座決定戦・出場者決定戦で大滝選手と対戦することになりました。

「こういう試合が組まれることは予想していませんでしたけど、ここまで良くも悪くも経験は積んできたんで、このチャンスでベルトを獲れなかったらダメでしょうみたいな感じです」

――ベルトを獲るなら今しかないという気持ちですか?

「いやぁ、ここで獲れなかったら格闘技をやっている意味もないし、周りに応援してもらう意味もないです」
――対戦相手の大滝選手とは過去に2度戦って2回とも勝っている相手です。

「でも大滝は俺と武尊選手以外には負けていないわけだから、-58kgでやる以上は戦うことになるだろうなと思っていました」

――ここでしっかり勝って、次のタイトルマッチにつなげたいですか?

「はい。今回が3回目なんで、もっと差がつく試合になるんじゃないですかね」

――大滝選手は神戸選手の写真をプリントしたTシャツを用意するなど、神戸選手のことを挑発しています。

「あぁ、なんかやっていましたね。やらしときゃいいんじゃないですか」

――神戸選手もご自身のインスタグラムで大滝選手の顔にモザイクをかけた画像を投稿されていましたが…。

「まあ俺も些細な反撃はしてるんですけど(苦笑)。どうせ俺に負けるんだから、大滝は今のうちに色々やっといた方がいいですよ。最後の見せ場は前日会見だけだから、せいぜい頑張ってくれって思います」

――最後にこの試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「今年は不甲斐ない試合が多かったんですけど終わりよければすべてよしで。試合順もセミファイナルに組んでもらって、期待の表れだと思うんで、しっかり暴れたいと思います」
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