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[ニュース]2015.12.2
12・4「Krush.61」挑戦者ハキム・ハメッシュ、秘密主義でベルトを奪う!「Krushのベルトは絶対に獲りたい。敵に動きを見せたくないし、武器は試合の日まで隠しておく」
    
 12月2日(水)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、12月4日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.61」のKrush-55kgタイトルマッチで王者・堀尾竜司と対戦する挑戦者ハキム・ハメッシュが公開練習を行った。
 7月のK-1代々木大会に続いて2度目の来日となるハメッシュ。今回はKrush-55kgのタイトルマッチということもあり「俺は日本が好きだし、K-1やKrushがプロフェッショナルでしっかりと組織された大会だということも知っている。7月にK-1で武尊と試合をして、またすぐに日本で試合をしたいと思っていたから、このオファーを受けた時はすごく興奮したよ」と気持ちは高ぶっている。

 昨日の夜に来日したばかりで、多少は時差ボケは残っているものの「それ以外は体調も減量も問題ないよ」と仕上がりは順調。武尊戦はハメッシュにとってK-1ルール初挑戦だったが「今まではずっとムエタイルールの試合をやってきたけど、武尊戦が終わってからはよりK-1ルールで戦うための練習にシフトしているよ」と自らの戦い方をK-1・Krush仕様にアジャストしてきたという。

 その一方、公開練習では7月の武尊戦同様に2分1Rのシャドーボクシングを見せたのみ。「いつも試合前は敵に自分の動きやスタイルを見せないようにしているんだ。自分の武器は試合の日まで隠しておこうと思っている」と手の内を明かすことはなかった。
 対戦相手の堀尾についてハメッシュは「彼の試合映像を幾つか見て、いいボクサーでテクニックが優れていると思った。武尊とは違うタイプの強い選手だと思ったよ」と分析。その上で「武尊戦を見ても分かる通り、俺はどれだけ攻撃をもらっても前に前に出ていくスタイルだ。今回の試合もいつもの自分の戦い方を貫いて前に前に出ていく」と真っ向勝負するつもりで「厳しい試合になるだろうけど、パンチの応酬で激しくレベルの高い試合になるだろうね。どんな技で倒すかは試合当日を楽しみにしてほしい。このベルトは絶対に獲りたいと思う」と不敵に語っている。

 またKrushでの王座獲得を機に「これからも日本で活躍していきたいと強く思っている」というハメッシュは「堀尾に勝ったら改めて武尊にリベンジをアピールさせてもらうよ。K-1チャンピオンとKrushチャンピオンでチャンピオン対決をやろうぜって」と武尊との再戦をアピール。共に来日した同門のカリム・ベノーイも「ハキムはいつも一緒に練習していて、ものすごくハードに練習している。誰とスパーリングしてもひるむことがないし、常にアクセル全開でスピーディな動きを見せている。仕上がりはとてもいいから、KOでフランスにベルトを持って帰ってくれるんじゃないかな」とハメッシュの王座奪取を後押しした。ハメッシュが堀尾から-55kgのベルトを奪い、Krush史上2人目の外国人王者となるか?
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