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[ニュース]2015.12.3
12・4「Krush.61」-55kgタイトルマッチは真っ向勝負必至! 王者・堀尾「みなさんが驚くKOを見せる」VS挑戦者ハメッシュ「どちらがぶっ倒すか期待してほしい」
    
 12月3日(木)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホールで開催される「Krush.61」の前日計量・記者会見が行われた。
 2015年のKrush最後の大会のメインイベントは-55kgタイトルマッチ。第4代王者・堀尾竜司が初防衛戦で挑戦者ハキム・ハメッシュを迎え撃つ一戦だ。

 計量をリミットちょうどの55.0kgでクリアした堀尾は「初防衛戦だからと言って、いつもとバランスが崩れることもなく、いつも通りに仕上がりました。いつもの前に前に出るスタイルを貫けると思います」と初防衛戦のプレッシャーや気負いはなし。

 K-1で王者・武尊と対戦した実績もある強豪ハメッシュを向こうに回して「ハメッシュ選手は強豪外国人選手で、強い選手と戦えることにワクワクしています。自分もついにここまで来たなという感じで、試合が決まってからずっとワクワクしていています」と試合が楽しみと言ってのける。

 さらに公開練習でハメッシュがほとんど動きを見せなかったことにもついても「ハメッシュ選手は自分の武器を見せないと言っていたけど、何が出てくるのか怖いというよりも楽しみ。僕は何が来ても対応できるようにノップトレーナーと仕上げてきたので、それを試合で出せるのが楽しみです」という堀尾。

「ハメッシュ選手は圧力があって強引にこじあけて自分のペースに持っていくスタイルだけど、僕もいつもの前に前に出るスタイルで自分のペースに持っていきたい」とハメッシュを正面突破するつもりだ。

 対するハメッシュは最初の計量で400gオーバーだったものの再計量でクリア。「日本が着いたのが遅い時間で少し体重を落とすのが難しかった。減量そのものが大変だったということはないよ」と説明し「だから調子はとてもいいし、仕上がりも順調。明日はいい試合が出来ると思う」と好調をアピールした。

 公開練習同様、ハメッシュは前日会見でも多くを語らず静かに闘志を燃やす。初めて顔を合わせた堀尾の印象を「よく会う選手と何も変わらない。非常に謙虚な選手だと思ったけどね」と話す一方「今回の試合はタイトルがかかっていて、しかもそれが価値あるタイトルだから、いつのの試合と気持ちが違う。ずっと日本、Krushで試合をしてタイトルをかけて戦うことは夢だったから、格別の気持ちがある」とKrush王座への思い入れは強い。

 明日のタイトルマッチには多くのファンが期待を寄せているが、堀尾もハメッシュも周囲の期待に応えたいという気持ちは同じ。共に真っ向勝負を宣言した。

ハキム・ハメッシュ
「明日はいつもやっているようにやるし、激しい試合を見せたい。自分も前に前に行く見応えのある試合を見せたい。どんなフィニッシュ? それは試合当日のお楽しみだね。どちらがKOで相手をぶっ倒すか、期待してほしい」

堀尾竜司
「この試合が決まってから、ハメッシュ選手は『前に前に出て戦う』と言っていますが、僕が言いたかったことを言ってくれているなと思います。明日はすごく噛み合って熱い試合が出来ると思います。またハメッシュ選手は武尊選手がKOできなかったという印象があるけど、僕がハメッシュ選手を倒せばみんな驚くと思うし、面白い試合になると思うので、みなさんがびっくりするようなKOシーンを見せたいです」。

 2015年のKrushの最後を勝利で締めくくるのは王者・堀尾か? それとも挑戦者ハメッシュか?
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