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[ニュース]2015.12.3
12・4「Krush.61」壊すか? 壊されるか? -60kg Fightは前日会見から火花!真弘「引導を渡されるわけにはいかない」VS闘士「俺が生き残った方が盛り上がる」
    
 12月3日(木)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホールで開催される「Krush.61」の前日計量・記者会見が行われた。
 Krush-60kgのスーパーファイトで初対決を迎える山本真弘と闘士。対戦カード発表会見でも両者の口から緊張感ある言葉が幾つも飛び出したが、この日の会見でも両者は火花を散らした。

 先制攻撃を仕掛けたのは闘士だ。「明日の試合はどっちが早いか?や勝ち負けじゃない。この前のK-1はタイトルマッチ3試合がいい試合だったけど、Krushもセミとメインがものすごい試合だった」と11月に行われたK-1・Krushを引き合いに出し「明日の大会で(対戦カードの)下三つが大ゴケしたらシャレにならないんで、とにかくもうぶっ倒します」と気迫十分。

「試合が決まって一カ月間全力で練習してきたけど、それはどの選手も同じ。2016年は俺と真弘選手、どっちの試合を見たいか? 間違いなくみんな俺の試合の方が見たいだろうし、俺が生き残った方が盛り上がる」と言い放つと「来年につなげたい気持ちがあったから、いつも通りの精神状態でやれて、強い気持ちが練習にもつながった。みんな計量が終わって明日に向かって回復すると思うけど、俺は今ここでやっても十分に勝てると思う」と自信たっぷりに続けた。

 さらに闘士は「ベルトに執着するよりも激しい試合をしたい。闘士×誰々ということでお客さんを呼べるカードにしたいし、どの舞台でも、ワンマッチでもトーナメントでも俺がいなきゃ始まらないという存在になりたい。明日どういう仕事をしなきゃいけないか? 答えは一つ。壊すだけ。俺が絶対に盛り上げます」と2016年の主役獲りも宣言した。

 一方、真弘は闘士の挑発的なコメントには目もくれず「いい感じに減量も練習もできて久しぶりに心技体が揃った感じがするので、明日の試合が楽しみです。練習も減量も毎回ちょっとずつ変えているけど前回から大分手応えがあって、前回からすごくいい感じになっています」と自身の調子の良さをアピール。

 前回の試合=8・14「Krush.56」でのレオナ・ぺタス戦ではレオナの上手さに攻略された印象も残ったが「あの時は調子の良さと試合内容が噛み合わなかったので、そこをすごく反省して練習に取り組んできました」と課題を修正してきた。

 闘士の発言について聞かれた真弘は「別に特に何もないです。プロなんで発言も大事だし、自分が言わない分、言ってくれたんだと思う」とサラリ。しかし闘士の真弘に引導を渡すという主旨のコメントには「まだまだ僕も若いと思っているんで引導を渡されるわけにはいかない」と意地をのぞかせ「闘士選手は壊す、壊す言っているけど、僕は頑丈で壊されたことがない。絶対に壊すと言っている闘士選手と絶対に壊されない山本真弘の戦いに注目してください」とファンに告げた。

 発言内容やキャラクターこそ違うものの、対戦カード発表会見から激しく火花を散らす両者。明日の試合で壊し勝つのは真弘か? それとも闘士か?
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