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[ニュース]2016.6.13
9・30「Krush.69」第5代-55kg王者・寺戸伸近、初防衛戦で強豪チャールズ・ボンジョバーニと激突!「きっちり勝つことが出来たら自ずと次の道が開ける」
    
 6月13日(月)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、9月30日(金)東京・後楽園ホール「Krush.69」でチャールズ・ボンジョバーニと初防衛戦が決まった第5代-55kg王者・寺戸伸近が意気込みを語った。
 寺戸は3・20「Krush.64」で堀尾竜司に勝利し、第5代王座を獲得。初防衛戦として9・30後楽園大会でフランスの強豪ボンジョバーニと対戦することが決まった。

 ボンジョバーニは“フランスの無敗皇帝”(当時)と呼ばれ、昨年11月に現K-1 WORLD GP-55kg王者・武尊の持つベルトに挑戦。2Rに敗れはしたものの、先に武尊からダウンを奪っているハードパンチャーだ。寺戸とはK-1 WORLD GP-55kg初代王座決定トーナメント1回戦で対戦が決まっていたが、ボンジョバーニの怪我で試合が流れた因縁もある。

 会見で寺戸は「もともとボンジョバーニとは戦う予定だったんですけど流れている遺恨もあるので、このタイミングでやれることを楽しみにしています。みなさんも知っている通り、ボンジョバーニはすごく強い選手だと思っています。ボンジョバーニにきっちり勝つことが出来たら自ずと次の道が開けると思います」と初防衛戦への意気込みを語る。

 ボンジョバーニについては「身長も高いですし、手足がすごく長いという印象です。また身体自体は細く見えますけど、すごくパワーがあって、芯が強い・フィジカルが強い選手だと思います。武尊選手とやった試合を見ても力強いイメージがあって、一発は鋭いと思う」とパワー&一発の破壊力を警戒。

 試合まで3カ月以上の準備期間があり「早くからそわそわしていないといけないですけど(笑)、しっかり対策を練って練習したいです。相手がサウスポーなんでその辺の対策を練ろうかな、と。あとは試合まで3カ月あるので、途中で対策が変わるかもしれないし、そこは大きな範囲を持ってやりたいと思います」とボンジョバーニ対策を練るつもりだ。

 35歳でのKrush王座初戴冠となった寺戸は「試合間隔が11カ月空いたタイトルマッチだったけど、相手を冷静に見たり、距離感だったり、持久力だったり…強くなっていることを実感しました。これからもやればやるほど強くなれると思います」とまだ進化の途中。

 冒頭の挨拶にもあった次の道はずばりK-1-55kgのベルトで「武尊選手と戦いたいというより、K-1のベルトが欲しいというそれだけですね。そこで今、ベルトを持っているのが武尊選手なんで、ボンジョバーニ戦をきっちりクリアしたらやらせてくれよって感じです」とK-1王座への挑戦も見据えている。

 進化を続けるベテラン王者・寺戸はボンジョバーニとの防衛戦で何を見せるか?
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