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[ニュース]2016.6.15
-55kg王者・武尊、因縁の小澤海斗を完全破壊宣言!「心の底からぶっ壊したい。現役生活を終わらせる」
    
 6月15日(水)東京・町田のK-1ジムDRAGONにて、6月24日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-65kg世界最強決定トーナメント〜」のスーパーファイトで小澤海斗と対戦する-55kg王者・武尊が公開練習を行った。
 対戦カード発表会見の舌戦に始まり、スカイツリーイベントでの乱闘騒ぎなど、新生K-1史上最大の遺恨マッチとなった武尊VS小澤のスーパーファイト。YouTube「K-1 WORLD GP オフィシャルチャンネル」で公開されている動画の再生回数はカード発表会見・スカイツリーイベントを合わせて合計130万回以上をマークするなど、格闘技の枠を超えて大きな注目を集めている。
 公開練習として2分1Rのシャドーとミット打ちを披露した武尊は開口一番「誰に言われるではなくて僕が誰よりも小澤選手を壊したいと思っているんで」と切り出し、試合決定からどんな心境で過ごしているかを語った。

「4月の試合が終わってすぐあとに対戦カード発表会見があって、あそこで完全にスイッチが入りましたね。会見が終わって帰ってすぐ練習して、あの日から追い込みを始めました。あれからずっとスイッチは入りっぱなしです。

 公の場で挑発され続けて、スカイツリーでは手も出されて。僕はリング外での揉めごとはしたくないんですけど、手を出されたんで、それは許せないですよね。こいつをぶっ壊してやろうっていうそれしかないし、試合で倍返しにします。(スカイツリーで)マウントポジションを取った時に殴ろうと思ったんですけど、殴ったら試合なくなっちゃうんで(苦笑)。試合でボコボコにするのが一番の辱めになるんで、そこは我慢しました。

 この2カ月間は小澤選手を倒す…じゃなくて壊すことしか考えていない。練習でミットをやるにしろ、スパーをやるにしろ、小澤選手を壊すためだけに練習しています」
 過去にも何度か対戦相手に挑発されたことがある武尊だが今回は違う。「これだけ熱くさせくれる挑発は初めて。心の底からぶっ壊してやると思っています」と怒りをため込み「試合当日は自分がどうなるか想像つかないですけど、この2カ月間、小澤選手を壊すことだけを考えて生活してきたんで、それが全部出ちゃうと思います」とすべてを試合で爆発させるつもりだ。

 また記者の「ただ勝つだけではなく二度と戦いたいと思わせないくらいにしたいか?」という質問には「リベンジとか、そういうことじゃなくて現役生活が終わっちゃうんじゃないですか? 僕は壊すって言ってるんで。壊すってそういうことですからね」と冷酷に言い放った。
 試合以外でも積極的にメディアへ露出し「色んな仕事をしていると、それがいいリフレッシュになるし、モチベーションに変わる」という武尊は「今回、初めて僕の試合を見る人もたくさんいると思うけど、そういう人たちにはK-1最高・武尊最高という試合を見せたい」とK-1王者としてファンにメッセージ。しかし最後は「試合という部分で言えば、今回の試合で僕がやることは対戦相手を壊す・倒す・失神させる」とキラーモード全開で締めくくった。

 インタビュー中は終始、感情を押し殺すように言葉を続けた武尊。本人の言葉通り、そのすべてが24日に大爆発するに違いない。
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