ニュース
[ニュース]2015.12.5
WILDRUSHリーグ優勝・小澤海斗、闘争心を取り戻して-58kg王者になる!「神戸選手には負けない。俺がベルトを獲って-58kgを盛り上げます」
    
 12月5日(土)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、12月4日(金)東京・後楽園ホール「Krush.61」でWILDRUSHリーグ優勝を果たした小澤海斗がリーグ戦を振り返ると共に、来年2月の第2代-58kg王座決定戦への抱負を語った。
 リーグ最終戦で伊藤健人と引き分けたものの、今年のWILDRUSHリーグ優勝を成し遂げた小澤。「1年を通して良いことも悪いことも学べて、この結果をどう生かすかを考えています。リーグ戦で戦った相手はみんな強くて、映像で見る強さと肌で体感する強さが違っていて、実際に戦ってみてこんな強いところもあるんだと思いました。全選手の試合が勉強になったし、戦った選手たちには感謝したいと思います」とリーグ戦を振り返った。

 昨日は第1試合で翔也が敗れ、優勝が決まった状態で自身の試合に臨む形となった小澤だが「色々と考えることがあって、戦う前に優勝が決まるのもどうかと思ったけど、もともとあまり(リーグ戦のことは)意識せず、全選手とやって勝てばいいと思っていたので気にしていなかったです」。

 10・4「Krush.59」で朝久裕貴にプロ初黒星を喫して依頼の試合ということもあり「復帰戦という形で挑んで慎重になりすぎてアグレッシブさ、野獣さ、相手をぶっ倒してやろうという気持ちが足りなかったと思います。朝久戦もやりづらかったし、今回も研究されているなと思いました」と反省点を挙げつつ「リーグ戦を通して常に相手のファイトスタイルを研究すること、集中力と闘争心切らさないことを学びました」と語った。

 小澤の次戦は来年2月5日(金)後楽園ホール大会。第2代-58kg王座決定戦で神戸翔太と対戦することが決まっている。昨日のセミファイナルで神戸が大滝裕太に勝利した試合を見て、小澤は「ボクシングが上手い選手だなと思いました。パンチを合わせるのが上手いし、かわすのも上手い。試合運びも上手だい、蹴りを散らしてパンチを当てるところ見て勉強になることがありました」と冷静に分析。

 神戸の実力を高く評価する一方「これから色々と戦略を考えるけど、神戸選手には負けないです。俺がベルトを獲って-58kgを盛り上げようと思います。WILDRUSHリーグは終わったけど、ホッとしている暇はないし、すぐに練習して闘争心を取り戻します。神戸選手をぶっ倒してチャンピオンになって、新しい小澤海斗をお見せします」と王座奪取を自信たっぷりに語った。 

 また会見に同席した宮田充Krushプロデューサーは「伊藤選手は全試合判定でしたが、力をつけているなと思いました。翔也選手は最後に倒す翔也になりきれませんでしたが、それも含めてのリーグ戦だったのかな、と。ひとまず1年間戦い抜いた選手たちにおつかれさまと言いたいです」とWILDRUSHリーグ出場選手たちに言葉をかけた。
トップページへ戻る