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[ニュース]2016.6.17
7・18「Krush.67」大沢文也、原田ヨシキを笑顔&キスで挑発!?「一ファンとして見ても好きじゃない。すげえムカつきます」
    
 6月17日(金)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、7月18日(月)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.67」の出場選手が意気込みを語った。
 Krush-60kgのトップファイターとして活躍を続ける大沢文也と総合格闘家としてKrushのリングに上がる原田ヨシキの異色対決が決まった。両者は今回の試合が決まる前からtwitter上で舌戦を展開しており、因縁の一戦が実現したことになる。

 両者が会見でどんな発言をするかに注目が集まる中、原田がまさかの所用により欠席。一気にトークダウンしたかに思われたが……会見で読み上げられたコメントでは「取っ組み合い以上のことになるといけないから会見を欠席した」と欠席の真相を明かし、しっかりと大沢を挑発してみせた。

「マッハ道場の原田ヨシキです。この度は記者会見に出席できず、本当に申し訳ありません。

 今回の対戦相手についてですが、対戦相手の大沢選手は、自分がTwitterで『Krushファイター、俺をKOしてみろ!!』と言ったのに対して、一番最初に『俺がKOしてやるよ』と言ってきた選手です。

 そのあと大沢選手とはTwitterでのやり取りがあり、試合が組まれる前もおちょくられたり、決まってからもいろいろあって、物騒なことも言われました。だからビビって欠席してしまいました…そんなわけねーだろ(笑)!

 自分も腸煮えくり返っているし、なめられてカチンときてる部分もあるので、記者会見で会ったら取っ組み合いの乱闘なんかじゃすまないと思い、欠席した次第です。

 記者会見にも出なくてプロ失格だと思う方もいるかもしれませんが、これが原田ヨシキ流の、プロとしてのやり方です。

 大沢選手はK-1にも出ていて、Krushの-60kgの王座返上になっているみたいだし、俺が大沢選手に勝ったら、K-1にもKrushのベルトにも絡む資格はあるでしょ? 

 ということで、俺が大沢選手をブッ飛ばして-60kgを盛り上げていくのでよろしく!!」

 このコメントを受けて大沢が挨拶。一気に原田へのイライラをまくしてた。

「まず俺は会見に来て欲しかったですね。あっちは取っ組み合い以上のことになるかもしれないと言っていたけど、100%ならないでしょう。なんか最近はオラオラのやつが流行ってるんですかね?(原田も)そういうことしたいのかな。まぁ、もしそうなっても僕から手を出すことはないんで。本気で俺にビビったのかな? とにかくすげえムカついているんで。

(ムカつく理由?)もともと一ファンとして他の団体で原田選手を見ていて、なんか好きじゃねえなって思ってたんですよ。で、僕はKrush愛がすげえデカいんですけど、一度、twitterで原田選手が『Krushじゃ熱くなれない』みたいなことをつぶやいていて、それがめっちゃムカつきましたね。

 原田の印象? 俺と一緒でデブだなって(笑)。(平本)蓮にKO負けした試合を見ましたけど、あんまり覚えてないっす。知り合いの選手から聞くと試合は微妙だけど練習は強いと聞くし、松倉(信太郎)からは『弱い相手の時こそ落とすから気をつけなよ』って言われているんで、気をつけてます」

 4月のK-1-60kg日本代表決定トーナメントを負傷欠場し、今回の試合が2016年の初陣となる大沢。Krush-60kgは弘嵩のタイトル返上により、空位となっており、年内にも新王者を決めるトーナメントも計画されている。

 2012年に当時王者だった卜部弘嵩の持つ-60kgのベルトに挑戦し、バックスピンキックでKO負けしている大沢は「このベルトが本当に、本当に、本当に、本当に欲しいんで、今年の夏は遊ばないでベルトのために戦いたいと思います」とベルトへの想いを熱弁。

「今回の試合は本当にたくさんの方が見ると思うんですけど、僕の技術を見てもらいたい。最近はローキックを覚えたんでパンチのイメージがなかったかもしれないけど、今はまたパンチを練習しています。僕のボクシングキックを見てもらいたし、本当に俺の試合は瞬き厳禁ですよ!」と完全復活を誓った。

 会見の最後に原田へのメッセージを求めると、大沢は用意された原田の写真パネルを眺めながら「お互いデブだからどっちがいい身体になるか勝負しましょう、かな。俺、これを割ったりはできない!」。写真撮影でも原田のパネルにキスし、笑顔で撮影に応じるなど、大沢流の挑発(?)を続けた。

 まさに予測不可能の一戦。試合までの両者のコメントやtwitter上での発言にも注目だ!
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