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[ニュース]2016.6.17
7・18「Krush.67」オランダ武者修行帰りの神戸翔太に佐野天馬が挑む!-55kgでは復帰戦の結城将人と新鋭・江川優生が激突
    
 6月17日(金)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、7月18日(月)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.67」の出場選手が意気込みを語った。
 2・5「Krush.63」で新王者・小澤海斗が生まれた-58kgで神戸翔太と佐野天馬が激突。神戸は2月大会で小澤と第2代王座決定戦を争うものの、僅差の判定負けで、ベルトまであと一歩手が届かず。

 しかし急遽参戦となった4月のK-1-60kg日本代表決定トーナメント・リザーブファイトで郷州征宜から勝利をもぎとると、さらなる飛躍のために、かつて汗を流したオランダのMike's Gymへの武者修行を行った。

「最近ずっとくすぶっていたので、もう一度オランダに行けば強くなれると思って、一カ月ほどMike's Gymで練習してきました。

 オランダに行ったからといって強くなれるかどうか分からないですけど、行かないで後悔するよりも行った方がいいと思って決めました。オランダでは(ジョーダン・)ピケオーやマサロ(・グランダー)とか自分よりも大きい選手と毎日スパーリングしてきました。次の試合ではいつもと違う姿を見せられるかなと思います」

 今回は佐野を迎え撃つ立場でもあり「僕もずっと若手と言われてきたけど、今回初めて自分よりも若い選手とやることになって、若い選手の踏み台にされないように気合いを入れている」と神戸。「自分はあとがない立場なんで、しっかりアピールして期待してもらえるような試合をしたい。今はタイトルのことは考えてないし、一試合一試合完全燃焼したいと思います」と目の前の佐野戦に集中している。

 一方、実績上位の神戸との対戦が決まった佐野は「こういうチャンスをもらってむちゃくちゃ気合いが入って練習できているので、いい試合が見せられると思う」と気合十分。

「神戸選手は間違いなく-58kgのトップだと思うので、神戸選手に勝ったら次はタイトルマッチをやらせてほしい。小澤選手に関しては特に何とも思ってないんですけど、僕はベルトが欲しいので、神戸選手に勝ってベルトに挑戦したい」と神戸とは対照的にタイトル挑戦を強くアピールした。
 そして-55kg Fightで対戦する結城将人と江川優生も会見に出席した。結城は第4代-55kg王座決定トーナメント準決勝以来、約1年ぶりの復帰戦で、対する江川はプロ無敗=4戦3勝(2KO)1分というPOWER OF DREAM所属の注目の新鋭。

 9・30「Krush.69」で王者・寺戸伸近VS挑戦者チャールズ・ボンジョバーニの-55kgタイトルマッチも決まっているが、両者は王者・寺戸との対戦も含めて意気込みを語った。

結城将人
「去年の8月に怪我をして、次が復帰戦なんですけど、しっかり勝って復帰します。江川選手の印象はパンチは強いって聞いてるし、宮田(充Krushプロデューサー)さんに勢いのある選手と言われたので楽しみにしています。

(王者・寺戸伸近について)もしやったら打ち合ってくれそうだし、噛み合うと思います。勝つ自信は?あります。(自分のどこをアピールしたい?)パンチでも蹴りでも当たれば倒れると思うんで、それをどう当てるか。しっかり準備して勝ちにいきます」

江川優生
「結城選手はキャリアもあっていい選手で、自分にとってはチャンスなんでしっかり勝ちに行きたいと思います。結城選手の印象はタフでパンチもあって結構いい選手だと思うんで、倒せるかどうか分からないけど倒しに行きたいと思います。(同門の武居由樹が初代-53kg王者になって)自分の中では密かに燃えていて、自分もしっかりベルトへ向けて一歩ずつ進んでいけたらと思います。

(王者・寺戸伸近について)しぶとそうで、今の自分ではまだ勝てないと思うけど、しっかり練習していけばじきに勝てると思います。(自分のどこをアピールしたい?)パンチもそうなんですけど蹴りも練習しているんで総合的に見てもらえればうれしいです」
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