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[ニュース]2016.6.23
K-1公式サポーター関根勤さんも待望の新階級-57.5kg、-62.5kg、-67.5kgがスタート!11・3代々木大会で-57.5kg初代王座決定トーナメントの開催が決定
    
 6月23日(木)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて記者会見が行われ、3階級の新設が発表された。
 新生K-1では2014年11月の新生旗揚げ戦より-55kg、-60kg、-65kg、-70kgの4階級で王座を制定してきたが、新たに3階級(-57.5kg、-62.5kg、-67.5kg)を新設することが決まった。

 会見に出席した前田憲作K-1プロデューサーは「我々は2014年11月の新生旗揚げ戦より4階級で王座を認定してきましたが、プロスポーツとして大会を重ねるごとに選手層が厚くなってきました。その中で選手たちにより適正体重で試合をしてほしいと思い、新階級を取り入れることになりました」と階級新設の理由を説明。

 今後のK-1は-55kgから-70kgまで2.5kg刻みの7階級+ヘビー級の全8階級で展開していくことになり、その第一弾として11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-57.5kg初代王座決定トーナメント〜」の開催が決まった。(※当初予定されていた-55kg日本代表決定トーナメントは中止)

 また前田プロデューサーによれば「長く格闘技を愛して見続けてくれている関根勤さんの意見も取り入れて、新階級をスタートすることになりました」と階級の新設はK-1公式サポーターの関根さんが提案していたもので、会見には関根さんも同席。新階級に期待することを熱弁した。
「これまで新生K-1では、世間に浸透するために分かりやすい階級・選手層ということで、5kg刻みで4人のチャンピオンでいて、それはすばらしい方向性だったと思います。でもそれを見ていて、5kg刻みという階級で苦しむ選手もたくさんいて、無理して体重を上げたり、下げたりする選手もいたので、なるべくいいコンディションでやって欲しいと思っていました。

 その中で今のK-1は選手層が厚くなってまいりましたので、選手たちにより適正体重で戦って欲しいと思い、前田さんに『2.5kgで区切ったらいいんじゃないですか?』と話をしていました。8階級にすれば、全階級チャンピオン揃い踏みの大会や1大会で2階級のトーナメントも可能になる。新生K-1がみなさんにもっと愛されていくためにもいいアイディアだなと思って、ずっと提案させていただきました。

 その提案を受け止めていただいて本当にうれしく思います。これからK-1に新しいチャンピオンが生まれます。そしてどんどんK-1が盛り上がっていけばいいと思います。

(新階級でどんな試合を見たい?)例えば武尊選手はKrushでは-58kgでやっていたし、-57.5kgが適正だと思います。もし-57.5kgでやることになれば、武尊選手を狙う新しい敵が出て来ると思います。

 -60kgは卜部弘嵩・功也選手の兄弟対決で盛り上がりましたけど、2回も見たのでもういいかな、と。僕も兄弟がいるので見ていられなかったです(苦笑)。功也選手は身体が大きいんで-62.5kgがベストかなと思いますし、これから2人には新たな敵と戦ってほしいです。また-70kgは下の階級から上げていた選手もいますけど、それで身体の大きな外国人選手たちと戦っていくのはきびしいので、そこも変わってくると思います。

 マッチメークは全体的なことで夢の対決が実現するかどうかは分からないですが、ゲーオ(・ウィラサクレック)が階級を落としてこないことを祈ります(笑)」

 新階級で生まれるK-1の新たな戦いに注目だ!
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