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[ニュース]2016.6.30
8・20「Krush.68〜in NAGOYA〜」堀尾竜司、もう一度トップ戦線に這い上がる!対する倉崎昌史は佐藤嘉洋も認める凶暴系!?
    
 6月30日(木)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて、8月20日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催される「Krush.68 〜in NAGOYA〜」の記者会見が行われた。
 3・20「Krush.64」で寺戸伸近に敗れて、-55kg王座から陥落した堀尾竜司。再起戦となる一戦で名古屋の倉崎昌史と対戦することになった。

 約5カ月ぶりにKrushのリングに帰ってくる堀尾は「3月の防衛戦で負けて王座から陥落しました。僕に勝った寺戸選手は9月大会でチャールズ・ボンジョバーニとやることになって、本当にそれをうらやましく思っています。僕はもう一度トップ選手が鎬を削る舞台にいきたいので、ここでつまかずいい試合をして再スタートを切りたい」と仕切り直しの挨拶。

 対戦相手の倉崎については「-58kgでもやっていたのでフィジカルの強さがある。パンチも蹴りも強い一発がくると思うので気を付けて戦いたいと思います」と攻撃力に警戒する一方「試合に負けて、これだけ間隔が空いたのは初めてです。ずっと悔しい気持ちのまま練習してきたので、今までで一番強い自分を見せられると思います」と自信をのぞかせる。

 また堀尾は滋賀県の出身で大会当日も滋賀から両親や仲間たちが会場に足を運ぶという。「普段見に来れなかった友達が来てくれると思うので楽しみです」という堀尾は「うちの両親は過去3戦くらいしか応援に来たことがないのですが、今回は名古屋まで来てくれるそうです。名古屋大会に出場が決まった時点で『お母さん、泣けてきたわ』と連絡があったので、両親にここまで来たという姿を見てもらいたいです」というエピソードも明かした。

 対する倉崎は「堀尾選手はチャンピオンから陥落したとはいえ、-55kgでトップ中のトップだと思っています。僕のキャリアで最強の相手なので、タイトルマッチではないけどベルトを獲りに行くくらいの気持ちで練習して試合に臨みたいと思います」と気迫のこもったコメント。

 堀尾の印象を「すべてが上手いけど、一番の印象は飛びヒザ蹴りです」と話しつつ「名古屋大会は今回が3回目なんですけど、前回は負けてしまいました。地元では絶対に負けたくないので、必ず勝ちに行きます」と必勝を誓う。

 会見に同席した佐藤嘉洋・大会実行委員長は「一度、倉崎選手とスパーリングしたことがあるのですが、軽いスパーでも思いっきり攻撃を出してくる凶暴性のあるファイター。熱いハートを出して戦う堀尾選手とは噛み合う試合になると思います」と熱戦を期待。

 堀尾・倉崎も「期待を裏切らないように自分らしい試合をしてKOを狙って行きたい」(堀尾)「気持ちの強さは負けていないと思うし、絶対に噛み合うと思います」(倉崎)と口を揃える。元王者・堀尾と佐藤実行委員長も認める凶暴系?倉崎による激闘に注目だ!

 すでにラズ・セルキシアンとの対戦が発表されている野杁正明は主催者を通じて「この相手とは以前、戦っていてリベンジマッチになります。ただ勝つだけでなく何もさせず圧倒して勝ちます。僕の復活劇を見に来てください」とコメントを発表。また佐藤・実行委員長からは「エキシビジョン系でビッグネームのカードが組める…かもです。みなさんご期待ください」という言葉も。続報を待て!
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