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[ニュース]2016.7.8
7・18「Krush.67」 -70kg 王者ピケオーに挑む山崎陽一、覚悟のタイトル挑戦!「入門して10年、ベルトをその証にしたい」
    
 7月8日(金)東京・三軒茶屋のK-1ジム・シルバーウルフにて、7月18日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.67」の[-70kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者ジョーダン・ピケオーと対戦する挑戦者・山崎陽一が公開練習を行った。
 山崎は記者陣の前でシャドーとミット打ちを披露。蹴り、パンチとも「パワーがついてきたと思います」と言う。4月のK-1では、渡部太基から「力まずに打てた」という左フックでダウンを奪って勝利しており、以前から評価の高かったパンチにさらに自信をつけているようだ。
 今回のタイトルマッチも「理想はKO」。しかし同時に「競った試合になっても結果を出すのが大事」とも。ノンストップかつパワフルな攻撃が持ち味のピケオーとの対戦だけに、まずは「ガーッとくる相手に対して巻き込まれないようにしたい。相手には捕まらずに、自分が捕まえにいくイメージですね」という。

 大宮司進トレーナーとの練習で、ピケオー対策は充分。ピケオーが得意とする飛びヒザ蹴りも「もらわない自信はあります」と山崎。4月のK-1が終わった直後にタイトル挑戦が決まり、それ以降ずっと高いテンションをキープして練習を続けてきたという。
 その練習の成果を出すためのポイントとして、山崎は「気持ち」を挙げる。それも単純な闘志ではなく「気負いすぎず、熱くなりすぎずにやりたい」。高い身体能力を誇るピケオーに対して、どれだけ自分の闘いを貫けるかが戴冠へのカギになりそうだ。

 山崎がシルバーウルフに入門して、今年で10年。ベルトを「10年やってきた証」にしたいと言う。「正直、ピケオーが勝つと思っている人のほうが多いと思います。でも、そのほうが燃えますね」とも。
 過去、幾度かチャンスがありながらどうしても届かなかったベルトを、今度こそ巻くことができるのか。本人も言うように「集大成」の大勝負になりそうだ。
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