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[ニュース]2015.12.11
1・17「Krush.62」Little Tiger、注目のKrush初参戦で女子新階級が生まれる?「自分がやるべきことは男子に混ざっても女子が輝ける場所を作ること」
    
 12月11日(金)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、来年1月17日(日)東京・後楽園ホール「Krush.62」に出場する選手たちが意気込みを語った。
 Krush初参戦決定のリリースから大きな話題を集めている元キック9冠王Little Tiger。会見では「Krushに参戦することが出来て、すごくうれしく思います。戦う場所が違っても、自分の試合を見てもらって、Little Tigerの名前を覚えて帰ってもらえるよう、会場を沸かせられるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」とKrush参戦に向けて挨拶した。

 今回、Krush参戦を決めた理由についてLittle Tigerは「戦う場所さえあれば、いつでも戦う準備はできているのでオファーを受けさせてもらいました。Krushはプロのキックボクサーなら誰もが上がってみたいリングです。私自身デビュー当時、全日本キックの頃から宮田(充Krushプロデューサー)さんにお世話になっているので、そういった縁も感じて戦いたいと思いました」。

 これまでムエタイルールの試合を主戦場にしてきたLittle tigerだが、ヒジ・首相撲が禁止されたKrushルールでも「Krushはパンチ・キック主体でムエタイとは少し違うけど、特にこれといって変えなきゃいけないところはないと思っています」と不安要素はなし。「今の自分に不足しているところを補って、磨きをかけるところは磨きをかけるだけだと思います」と初挑戦のKrushルールでもやることは変わらないと続けた。

 対戦相手は後日発表で、階級は45〜46kgを予定。これまでKrush女子では細かい体重設定を設けず、現王者・朱里に合わせて50〜51kgの間で契約体重で試合が組まれてきた。しかし宮田プロデューサーは「Little Tiger選手の活躍次第ですが、もう一つ軽い階級の女子王座を新設してもいいと思っています」と-45kg前後でKrush女子王座を新設する可能性を話し「Little Tiger選手にはその火付け役になって欲しい」と期待を寄せた。

 これを受けてLittle Tigerも「すごくうれしい話です。自分がやるべきことは男子に混ざっても女子が輝ける場所を作って、たくさんの女子選手のためにも男子に負けない試合をする姿を見せること。そしてKrushという素晴らしい場所で10本目のベルトを獲れるように努力したい」と熱く語った。Little Tigerの参戦で新たな盛り上がりを見せ始めたKrush女子から目が離せない。
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