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[ニュース]2016.7.9
[K-1甲子園・特別企画]K-1甲子園2014王者・平本蓮からのメッセージ「代々木第二の決勝は高校生にとって最高の舞台。戦っていてすごく楽しかったです」
    
 これまで数々の名選手たちを輩出してきたK-1甲子園。今年も7月30日(土)東京・GENスポーツパレスにて「K-1 甲子園 2016 〜高校生日本一決定トーナメント〜」が開催される。

 そこで[K-1甲子園・特別企画]として歴代王者やOBたちのインタビューやメッセージを公開。第5弾はK-1甲子園2014王者の平本蓮だ。
「僕が出た年(2014年)のK-1甲子園は1回戦から準決勝までを1日でやって、決勝戦を11月のK-1代々木大会で行うというスケジュールでした。実は1回戦の前に怪我をしていて、万全ではない状態で大会当日を迎えたんですね。だから正直、怖い気持ちもあったのですが、自分の力を信じて戦いました。

 そういった不安もある中での試合だったんですけど、やる前は代々木第二の決勝戦のことを考えて『プロのK-1のリングで試合ができる!』というモチベーションで練習していました。トーナメントの準決勝(VS篠原悠人)は延長戦が続く苦しい試合だったんですけど、絶対に代々木のリングに立つんだという気持ちで戦いましたね。

(K-1甲子園はずっと見ていた?)はい。でも僕はどちらかというとK-1のトップ選手になることを目標にしていたので、K-1甲子園に出て優勝したいという気持ちはあまりなかったかもしれません。それよりも自分が出れば絶対に(K-1甲子園で)優勝できる!と思っていました。

(決勝の感想は?)すごく楽しかったし、最高でしたね。僕の年は休憩前の第7試合がK-1甲子園の決勝で、それもすごくモチベーションになりました。入場した瞬間、超満員の代々木の会場に目に飛び込んできて、その中をリングに向かうのは本当に気持ちが良かったです。どれだけアマチュアで活躍しても、代々木第二で試合することはないと思うので、出場する選手にとっては最高の舞台だと思います。

 試合に関して言えば、プロとアマチュアは全く違うと思います。プロでいくらキャリアがあっても、K-1甲子園の2分1Rという短期決戦用の戦い方に変えなければ実力を出せないと思います。逆にアマチュアの選手はいつも通り、自分から攻める&相手の攻撃をもらわずに自分の攻撃を当てるスタイルで戦えば、それが結果につながると思います。

 僕は新生K-1としてスタートしたK-1甲子園の最初のチャンピオンなので、世代関係なくずば抜けて強い選手になりたいし、プロとしての魅力や存在感を見せられる選手になることが目標です。色々な部分でたくさんの人たちに応援される選手を目指しています。

(出場選手たちへのメッセージは?)優勝したから言えることだと思うのですが、優勝と準優勝では全く違います。僕は準優勝と1回戦負けは同じで“K-1甲子園優勝”という称号はあっても“K-1甲子園準優勝”という称号はないと思うんです。だから出場選手のみなさんには気を抜かず、妥協をしないで優勝を目指して戦ってほしいです!」
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