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[ニュース]2016.7.15
7・18「Krush.67」挑戦者グレイシャア亜紀、すべてをかけてチャンピオンになる!「今回は先のことを考える余裕がない。Krushのベルトを獲ることに全力を尽くす」
    
 7月18日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.67」の[Krush女子タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者KANAと対戦する挑戦者グレイシャア亜紀のインタビューを公開!
――試合に向けての仕上がりはいかがですか?(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)

「試合一週間前で、身体が疲れ切って動かないくらいキツイんですけど、当日はしっかり万全の状態で動けるように調整していきたいと思っています」

――どういったことを意識して練習を続けてきましたか?

「練習量的にそんなにがっつりできているとは言い切れない部分はあるんですけど、そこは考えながらいかに自分が動ける状態を作るか? 今までの経験を使って、そこを調整しながらの練習ですね。頭の中ではいいイメージは出来ているし、上手く身体を使えるようになってきたので、そこは自信を持ってやりたいと思います」

――どの辺りで自分の身体を上手く使えていると感じていますか?

「若い頃のように身体が動かなくなっている状態で、少しでも動ける身体を取り戻したいと思って、フィジカルトレーニングを取り入れました。身体の使い方や力の伝え方は今の方がしっくりきている部分があるので、それを試合で出していきたいと思います」

――チャンピオンのKANA選手にはどんな印象を持っていますか?

「すごく精神的にも強い選手なんだろうなというのを感じるし、しっかり試合の組み立ても考えて戦っているであろうという冷静な部分もあるので、これから怖い選手になると思います」

――後輩の紅絹選手とKANA選手の王座決定戦をセコンドとして見ていて、どんなことを感じましたか?

「身体が強いというのを感じたし、自分の強い距離を知っているので、そこを警戒して戦います」

――紅絹選手から何かアドバイスはありましたか?

「作戦というよりも相手は強いということを散々言われているので、試合中にいい感じになっても調子に乗るのではなく、冷静さを保ちつつ、倒しに行きたいと思います」

――KANA選手の一発は警戒していますか?

「KO率が高いんで一発もらったら効いちゃうんだろうなというのは考えています。紅絹からダウンを奪ったハイキックも軌道が独特ですよね。ドンピシャで攻撃をもらわないうように気をつけます」

――KANA選手は無敗の王者ですが、勝つイメージは出来ていますか?

「紅絹の試合からどうファイトスタイルが変わっているかも分からないので、そこは試合をしながら考えて戦って“潰す”って感じですかね。自分の頭が真っ白にならなければ、セコンドの声を聞いて、穴を突くような戦い方ができればと思います。KANA選手にはまだ上がいるんだぞというのを見せつけたいと思います」

――Krushのベルトにはどんな想いがありますか?

「Krushで女子の盛り上がりは男子に比べたら、まだ足元に及ばないくらいだと思いますが、前回のタイトルマッチのように女子でも会場が『オー!』と沸くような、女子のタイトルでもベルトが動くくらいの活気のある試合をしたいです。

 Krushの女子王座は意味のあるベルトだと思うし、女子でベルトを作ってもらえるのは世界にも通用するレベルの選手がいるということ。今、MMAでも女子選手が頑張っているので、Krush女子王座が世界に通用する女子のベルトになってほしいと思います」

――自分がチャンピオンになって、その先陣を切りたいですか?

「そうですね。こうしてタイトルマッチを組んでもらえることはうれしいし、久々に気持ちが入っています。今までも色んな気持ちでやってきましたが、今回に関しては今までの試合のでもかなり上の方だと思います。この綺麗でかっこいいベルトを私が獲ります」

――対戦カード発表会見では「精一杯動けるのは今年いっぱい。今年でラストにしようと思っています」という言葉もありましたが、その気持ちは今も変わらないですか?

「はい。逆に気持ちが割り切れているので、集中できています」

――Krushのベルトを獲って、その先のことは考えていますか?

「いや、今回は久々に先のことを考える余裕がないですね。Krushのベルトを獲ることに全力を尽くします」
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