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[ニュース]2016.7.16
7・18「Krush.67」挑戦者・山崎陽一、王者ピケオーに格闘家人生をぶつける!「ベルトは格闘技をやってきた証。でもそれ以上にピケオーに勝つことに価値がある」
    
 7月18日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.67」の[Krush-70kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者ジョーダン・ピケオーと対戦する挑戦者・山崎陽一のインタビューを公開!
――試合に向けての仕上がりはいかがですか?(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)

「ずっと追い込んでいるんで、疲労は溜まっている感じですけど充実しています」

――今回は試合が決まってから準備期間が長かったと思うのですが、ずっと同じ練習量で練習を続けてきたのですか?

「4月のK-1(渡部太基に判定勝ち)が終わってすぐ試合が決まったので、それからずっと追い込む練習を続けていました」

――渡部戦は1・2Rまで劣勢の展開でしたが、3Rに左フックでダウンを奪っての逆転の勝利でした。あの左には自信がありますか?

「あの時は2Rに攻め込まれて、3Rは冷静に戦って倒そうと思ったので、力まずにコンパクにパンチを出せたと思います。ただダウンを取ったあとに力んでフルパワーでパンチを出してしまって、あれだと倒すのは厳しいので、常に力まないコンパクトなパンチを打てるように練習してきました」

――最近の試合ではパワーがついてきた印象があるのですが、手応えは感じていますか?

「はい。パワーは以前よりもついていると思います。ただ今回は相手が外国人選手でパワーはあると思うので、パワーの勝負でも負けたくないですけど、そこだけでは勝てないと思うので、すべてを使って勝ちに行きます」

――対戦相手のピケオーにはどんな印象を持っていますか?

「手足が長くてバネがある。豪快なところと繊細なところを持っていて、すごく強い相手だと思います」

――ピケオーの方が先に仕掛けてくることが予想されますが、山崎選手もそういった展開は考えていますか?

「渡部戦ではそれでも最後に逆転できましたけど、ピケオーにそれは難しいと思うので、最初から攻め込まれないように戦おうと思います」

――ピケオーが得意にしている飛びヒザ蹴りの対策はいかがでしょうか?

「一番警戒している技なので絶対にもらわないように対策しています」

――戦略はかなり練っていますか?

「はい。大宮司(進)さんと色々と戦略を練ってきているので、それを試合で出すだけです」

――どこが勝負のポイントになると思いますか?

「一番は気持ちだと思うので、気負いすぎず熱くなりすぎずやるだけですね。試合が決まってからずっと勝つことを意識していて、気持ちを切らさずにやっています」

――ピケオーは序盤から手数を出して攻めてくるタイプです。それに対しては落ち着いて戦いたいですか?

「今回も先にガーッと来ると思うんで、それに巻き込まれると防戦一方になると思います。そこで捕まらずに逆にこっちが捕まえに行くイメージです」

――今回は2度目のタイトル挑戦ですが、Krushのベルトにはどんな想いがありますか?

「去年4月に中島(弘貴)選手に負けてベルトが獲れなかったので、ベルトへの想いはすごく強いです。でも今回はそれ以上にピケオーに勝つということに価値があるのかなと思います。だからとにかく勝つことですね」

――理想の勝ち方はありますか?

「理想は倒して勝つことですけど、競った試合になっても絶対に勝つ。結果ですね、今回は」

――今大会はチケットも完売で、注目度も上がっている中での試合となります。

「大会の一カ月前に完売になっていたので、選手として満員のリングに立てることはうれしいので楽しみです」

――ここでベルトを巻いたら、何が変わると思いますか?

「今年ちょうどシルバーウルフに入門して10年になるんですけど、ベルトは今まで自分が格闘技をやってきた証になるのかなと思います」

――山崎選手の王座奪取を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「ピケオーが勝つと思っている人が多いと思うんですけど、その方が僕は燃えます。集大成ではないですけど、自分のためにも応援してくれる人たちのためにも全力で戦います」
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