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[ニュース]2016.7.16
7・18「Krush.67」-70kg王者ジョーダン・ピケオー、初防衛戦を前に絶好調をアピール!「可能な限り、Krushのベルトを自分のものにして、俺はチャンピオンで居続ける」
    
 7月16日(土)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、7月18日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.67」の[-70kgタイトルマッチ/3分3R延長1R]で挑戦者・山崎陽一と対戦する王者ジョーダン・ピケオーが公開練習を行った。
 4・10「Krush.65」で中島弘貴に勝利し、第4代Krush-70kg王者となったピケオー。今回はあれから2カ月という短いインターバルで山崎との初防衛戦に挑むことになった。

 前回、Krush史上2人目の外国人王者としてオランダに戻ったピケオーは「仲間たちがたくさん祝福してくれた。パーティを開いてくれたり、ボーリングをしたり、映画を見に行ったり、みんなクレイジーに祝ってくれたよ(笑)」。日本での王者奪取を「みんな俺がチャンピオンなると信じていたし、俺もそう信じて戦った。その結果としてチャンピオンになれことをうれしく思う」と振り返る。
 ピケオーは初防衛戦に向けて3分1Rのミット打ちを公開。最初はコンビネーションを確認するような静かな動きから始まり、終盤はパンチとヒザ蹴りの鋭い連打を披露するなど「見ての通り、良い状態だよ。月曜日は最高のコンディションで試合を迎えられると思うよ」と準備万端だ。

 今回の初防衛戦は、4月に第4代-70kg王者になって以来の試合でもあり「あの試合に勝ったあと、すぐに防衛戦をやりたいと思っていたから、2カ月後の大会で防衛戦のオファーを受けた時は本当にうれしかったよ」。挑戦者の山崎については「彼の試合を何試合か見たけど、タフな選手でガンガン前に出てくるファイターだよね。俺も前に出るタイプだから、山崎のようなタイプの選手と戦えることをうれしく思う」と分析し「必ずどちらかが倒れる、そういう試合になるだろうね」とKO決着を予想している。
 もちろんその上でピケオーは自分の勝利に絶対の自信を持つ。世界レベルの強豪ひしめくMike's Gymで日々激しいスパーリングを繰り返しているピケオーは「Mike's Gymでは世界でベストのファイターたちと試合と変わらないスパーリングを続けている。だから自分に自信がつくし、試合で相手が怖いなんて一切思わないよ」とキッパリ。

「もし俺がプレッシャーを感じるとするなら、それは相手ではなく自分自身に対してだ。試合でどういうパフォーマンスを見せられるか? どうすればファンのみんなに喜んでもらえるか? 俺がプレッシャーを感じるとしたら、そういうところだよ」と王者の風格を感じさせる言葉を残した。

 今回の対戦カード発表会見で、主催者を通じて「向こう5年は俺がチャンピオンに君臨する」という言葉を残していたピケオーは「これから俺を倒す挑戦者が出てくるまで、俺はチャンピオンで居続ける。可能な限り、Krushのベルトを自分のものにするよ」と改めて長期政権を予告。

 最後は「日本のファンのみんな!(日本語で)後楽園ホールに足を運んでくれたり、試合を見てくれてありがとう。月曜日はみんなに楽しんでもらえるような試合を見せるよ!」と日本のファンにメッセージを送った。
 これまで佐藤嘉洋、渡部太基、中島弘貴と日本のトップファイターたちを次々と撃破してきたピケオーが、今回も山崎相手に強さを見せつけるか!?
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