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[ニュース]2016.7.17
7・18「Krush.67」佐藤嘉洋が-70kg王者ジョーダン・ピケオーVS挑戦者・山崎陽一を大予想!「僕が山崎のセコンドだったら愚直に前に出ろと指示します」
    
 7月18日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.67」。今大会のダブルメインイベント第2試合では[-70kgタイトルマッチ/3分3R延長1R]として王者ジョーダン・ピケオーと挑戦者・山崎陽一による一戦が組まれている。
 そこでピケオー&山崎の両選手と拳を交えたことがあるファイターたちが、この一戦を大予想。ずばり挑戦者・山崎は王者ピケオーの牙城を崩すことが出来るか!?

K-1 WORLD MAX 2010世界トーナメント準優勝
佐藤嘉洋

<両者との対戦戦績>
14.8.24名古屋 ○判定 山崎陽一(シルバーウルフ)
15.5.4後楽園 ×KO2R ジョーダン・ピケオー(オランダ)

「ピケオーは僕の現役最後の相手になった選手ですが、佐藤嘉洋に勝って“化けた”選手だと思います。最初に僕と試合をした時、序盤は僕の攻撃でひるんでいる場面もあったんですよ。そういう試合で佐藤にKO勝ちしたということで自信をつけたんだと思います。K-1でサニー・ダルベックをKOした時は本当に驚きました。

 僕にとっては引導を渡された相手ですが、前向きに考えれば外国人のスター選手が増えたことは、それはそれで良かったのかなと思います。

 ピケオーは黒人選手特有の身体のバネがあって、細かい部分では追い突きが上手い。中島弘貴とやった時は右を蹴って、そのまま右足を前に着地して、構えをサウスポーにスイッチして左ストレートを打ってるんですよ。あれだと攻撃の飛距離が変わって見えにくいです。僕がダウンを奪われたのも追い突き式の左のパンチでした。

 もし適当に出しただけなら威力のあるパンチにはならないですが、あれだけ形になっているということは、しっかり技術として練習している技だと思います。

 もし僕が山崎のセコンドだったら、前に出ろと指示します。前に出ずに待ってしまうとピケオーのスピードについていけないはず。どうしても日本人は外国人選手に比べてそういった部分で劣るので、愚直に前に出るしかない。

 ずばりこの試合は山崎不利の一戦です。でもそれは山崎選手も分かっているだろうし、それで今までと同じことをやっても勝てない。だからちょっとでも勝つ確率を高めるためにどんな策を練っているのか? 僕はそれが愚直に前に出続けることだと思っています」
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