ニュース
[ニュース]2016.7.17
7・18「Krush.67」渡部太基が-70kg王者ジョーダン・ピケオーVS挑戦者・山崎陽一を大予想!「山崎選手が覚悟を決めて一発を合わせられるかどうか」
    
 7月18日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.67」。今大会のダブルメインイベント第2試合では[-70kgタイトルマッチ/3分3R延長1R]として王者ジョーダン・ピケオーと挑戦者・山崎陽一による一戦が組まれている。
 そこでピケオー&山崎の両選手と拳を交えたことがあるファイターたちが、この一戦を大予想。ずばり挑戦者・山崎は王者ピケオーの牙城を崩すことが出来るか!?

第4代Krush-67kg王者
渡部太基

<両者との対戦戦績>
15.7.4代々木 ×KO2R ジョーダン・ピケオー(オランダ)
16.4.24代々木 ×判定 山崎陽一(K-1ジム・シルバーウルフ)

「僕がピケオーと対戦した時に感じたのは、黒人選手特有のリーチの長さとバネですね。特にヒザ蹴り。ピケオーが足を上げたなと思ったら、もうヒザ蹴りが顔面まで届いてるみたいな。

 普通はヒザ蹴りってこっちの頭が下がってないと当たらないじゃないですか。でもピケオーとやった時は普通に頭を下げずに左ストレートを打っているのに、そこに顔面へのヒザ蹴りが飛んでくるんですよ。

 それが飛びヒザ蹴りだったら、モーションも大きくて反応もできるんですけど、普通のヒザ蹴りがそのレベルなんで…かなり警戒していないといけないでしょうね。

 山崎選手はステップを使わずにプレッシャーをかけていくタイプだから、ピケオーの攻撃をもらって止まってしまうと危険です。もし足を止めて固まっちゃうと、ピケオーの台風みたいなラッシュに飲まれてヒザ蹴りがバコーン!と入っちゃうかもしれません。

 ただ同じ日本人として山崎選手には頑張ってほしいし、一発で倒すパンチ力は山崎選手も持っていると思うんですね。ピケオーは攻撃力や勢いはあるけど雑なところもあるので、ピケオーが出てきたところにショートのフック・アッパーをカウンターで入れる。そこに勝機があると思います。

 打ち合おうとか上手く戦おうとしたらピケオーのペースに飲まれると思うので、ピケオーがガチャガチャっと攻めてきたところに覚悟を決めて一発を狙う。そこから突破口が開けると思います」
トップページへ戻る