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[ニュース]2015.12.21
1・17「Krush.62」南野卓幸、憧れの-63kgのベルトを巻く!「大阪にいる時からずっとKrush-63kgのベルトが欲しかった。眞暢選手とはKrushらしい打ち合いが出来る」
    
 1月17日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.62」の[第4代Krush -63kg王座決定トーナメント一回戦]で眞暢と対戦する南野卓幸のインタビューを公開!
――トーナメントのオファーを受けた時の心境を聞かせてもらえますか?

「ベルトを獲るために東京に出てきたので、しっかりチャンスをものにしてベルトを掴み取りたいと思います」

――山崎秀晃選手がベルトを返上した時、自分がベルトを絡む戦いに出ていきたいと思いましたか?

「すぐに出たいと思いました。自分はずっと-63kgでやってきたし、師匠の梶原(龍児)さんが巻いたベルトなんで、僕がそのベルトを巻いて師匠の想いを引き継ぐつもりです」

――南野選手が総本部に入ったのは梶原さんがいたことも理由の一つですか?

「自分は高校を卒業してすぐ上京して総本部に入ったんですけど、総本部を選んだのも龍児さんがいたからで、大阪にいる時からずっとKrush-63kgのベルトが欲しいと思っていました。トーナメントが決まってからは『あのベルトは俺が獲るんだ』と思って気合いが入っていますね」

――今までの試合とは気持ちの入り方が違いますか?

「トーナメントですけどワンマッチを3つ勝つつもりで一戦一戦全力で勝ちに行きます」

――南野選手は単身上京してジムの寮生として生活を送っています。他の選手とは覚悟が違いますか?

「そうですね。自分は格闘技で成功するんだって腹を括って上京して、ジムの寮に寝泊まりしながら格闘技を続けているんで、絶対にチャンピオンになります」

――そして1回戦では眞暢選手と対戦が決まりました。記者会見でもお話されていましたが、直感的に戦いたいと思ったそうですね。

「11月の試合を会場で見ていたんですけど、僕は早坂選手と対戦経験があったんで、早坂選手目線で試合を見てたんですね。それで早坂選手がダウンを取ったんで、このまま早坂選手が勝つんだろうなと思っていたら、最後は眞暢選手が大逆転KO勝ちして。あれを見た瞬間に『この選手すごい』や『この選手を倒してみたい』と思いました。そう思っていた矢先にトーナメント1回戦で試合が組まれたんで、これはラッキーやなと思いました。正直、トーナメントに出ている選手で1番やりたかった相手です」

――南野選手はスリリングな試合をしたいという欲求があるのですか?

「ありますね。ずっとパンチが強い選手と緊張感がある試合をやりたかったので、そういう意味でも眞暢選手が一番やりたかった相手です」

――1回戦でも屈指の好カードになったと思いますが、どんな試合を見せたいですか?

「今回は気持ちでガンガン前に出るし、眞暢選手も前に出て来てくれると思うんで、そういうKrushらしい打ち合いを見て欲しいですね。絶対に最後はKOで終わるんで」

――8月の名古屋大会(早坂太郎に判定負け)では出しきれなかった部分もありましたか?

「そうですね。いざ試合が終わって、そういう感覚があったんで、次はもう全部出し切りたいですね。トーナメントの1回戦ですけど、あとのことは考えずに100%全力でぶつかっていきます」

――同門の平本蓮選手がトーナメントの別ブロックにいます。今回はベルトを争う敵になりますが、意識はしていますか?

「決勝までいけば同門対決が実現すると思うんですけど(平本とは)普段からスパーリングでバチバチやっているんで、真剣勝負の舞台で戦ったらどうなるんだろう?という楽しみはあります。でも今は先のことは考えられないです。眞暢選手のことしか頭にありません」

――−63kgはKrushでも伝統の階級ですが、どんなチャンピオンを目指していますか?

「-63kgは初代が龍児さん、第2代がトーマス・アダマンドポウロス、第3代が山崎秀晃選手というすごいチャンピオンが巻いてきた伝統のベルトだと思うんですね。その歴代王者以上の存在になれるようなチャンピオンを目指しています」

――南野選手はまだ19歳。平本選手や若い世代でKrushを引っ張っていきたいと思いますか?

「はい。僕、誕生日が6月22日なんですよ。だからトーナメントで優勝すれば、Krush-63kgチャンピオンとして20歳の誕生日を迎えられるんです(決勝は6・12後楽園)。そういうタイミングでもあるんで自分がKrush-63kg王者になって、自分たちの若い世代でKrushを引っ張っていきたいです」
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