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[ニュース]2016.7.20
8・20「Krush.68 〜in NAGOYA〜」野杁正明、名古屋大会の主役は俺だ!「ゲーオ戦で手応えを感じた。さらに強くなった姿を見せる」
    
 7月20日(水)東京・K-1ジムEBISU小比類巻道場にて、8月20日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催される「Krush.68 〜in NAGOYA〜」の[Krush -65kg Fight/3分3R・延長1R]でワン・ポンフェイと対戦する野杁正明が公開練習を行った。
 6・24K-1代々木大会での-65kg世界最強決定トーナメントでは準決勝でK-1-65kg王者ゲーオ・ウィラサクレックに判定負けを喫した野杁。「蹴った足や腕が痛かったくらいで、2週間くらい休んで練習を再開した」と大きなダメージはなく、今回の試合へ向けた練習をスタートした。

 ゲーオ超えは果たせなかった野杁だが「負けたからといって、それを引きずるわけではなく、むしろ手応えを感じた試合でした。すぐに気持ちを切り替えて練習が出来ている」と悲観的な感情はなし。

 むしろ「もちろんゲーオは強かったですけど、『意外といけるじゃん!』という感触もあった。ゲーオ本人が一番苦しかったのが野杁戦と言ってくれたし、もし次ワンマッチで対戦が決まれば勝つ自信もある」と自信を深めて練習を続けている。

 野杁は公開練習として2分1Rのシャドーボクシングとミット打ちを披露。ミット打ちでは「走り込みや蹴り込みを意識しているところなので、それが出たんじゃないかなと思います」と今まで以上に破壊力を感じさせる一撃を感じさせる左右のミドル・右ストレートを連発した。

 今大会の対戦相手は成長著しい中国からの刺客ワン・ポンフェイ。日本では無名ながら2014年に武林風の新人王を獲得している新鋭で、野杁も「最近の中国はレベルも上がっているし、どんどん色んな選手が出て来て、強い選手もいる。ポンフェイも気をつけなきゃいけない選手だと思います」と警戒心を見せる。

 しかしゲーオへのリベンジを目標に掲げる野杁にとってポンフェイはきっちりとクリアしなければいけない相手。「言い方は悪いけど、あの程度に負けたら次には進めない。終始、僕のペースで試合を進めて、最後はきっちりと仕留める」と“完勝”を己に課した。

 今年で5年目を迎えるKrush名古屋大会だが、2011年にYOUTH GPで優勝した野杁が「名古屋でもKrushをやってほしい」と発した一言がきっかけに始まったものだ。

 野杁自身「あれから5年経っても大会を開催していただいて、毎年お客さんがたくさん来てくれてうれしい気持ちもあるし、逆に僕が出ないと始まらない気もする。今回はメインを(小澤)海斗にとられたけど、僕がメインを喰う試合をしたい」と名古屋大会の主役を譲るつもりはない。

「今年はトーナメントが続いて、久しぶりのワンマッチです。いつも1Rは様子見から始めるけど、今回は最初から倒しに行こうと思います。試合までしっかり追い込んで、さらに強くなった野杁正明をお見せします」。

 この言葉通り、野杁は地元・名古屋で進化した姿を見せることが出来るか?
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