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[ニュース]2015.12.22
1・17「Krush.62」眞暢、Krushのチャンピオンに相応しいのは俺だ!「8人の中で一番Krushを見せられる選手は自分だと思っている。期待に応えるためにも必ず生き残る」
    
 1月17日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.62」の[第4代Krush -63kg王座決定トーナメント一回戦]で南野卓幸と対戦する眞暢のインタビューを公開!
――トーナメント出場も正式に決まり、1回戦の対戦相手・トーナメントの山組みも決まりました。(取材は対戦カード発表会見後)

「僕は試合前日の会見は緊張するタイプなんですけど、今日は対戦カード発表会見ということで、まだ気持ちのスイッチが入ってなかったんですね。でも対戦相手の言葉だったり、自分の言葉を言って、それが発信されるということで、改めてスイッチが入りましたね」

――これからベルトを争うメンバーを見ると気持ちが変わりますか?

「やっぱり相手ですね。相手の顔と言葉を聞いて、まずはこの選手とトーナメントの1回戦を争うんだなって気持ちです」

――対戦相手の南野選手からは「眞暢選手と早坂選手の試合を見て眞暢選手とやりたいと思った」という言葉がありました。眞暢選手は南野選手のことは意識していましたか?

「トーナメントのメンバーが決まって誰とやるんだろうな?と思っていたくらいで、特に意識はしていませんでした。気にしだしたらキリがないんで。ただ初代王者・梶原龍児さんの弟子ということで注目される選手ではあると思うんで、そういう選手と戦いたいという気持ちはあります」

――南野選手もパンチ主体でアグレッシブなスタイルです。ずばり自分とは噛み合うと思いますか?

「もし南野選手がパンチで来てくれるなら。会見で『パンチが強い選手とやりたい』と言ってたくらいなんで、必ずパンチで来てくれるだろうし、そうなったら噛み合うでしょうね。僕がやることは誰が相手でも変わらないです」

――Krush-63kg選手は偉大な選手たちがベルトを巻いてきましたが、眞暢選手はその選手たちを超えなければいけないという気持ちですか?

「そうですね。過去のチャンピオン、特に前チャンピオン(山崎秀晃)の実力がすごかったじゃないですか。-63kgのベルトを防衛し続けたまま返上して、-65kgでも2戦目でタイトルに挑戦してKO勝ちでチャンピオンになっている。正直、山崎選手は-65kgでもトップ選手だと思います。今回はトーナメントに出る8人の中から山崎選手の次のチャンピオンが決まるわけですけど、現時点では誰がチャンピオンになっても『山崎よりは強くないだろう』と見られると思うんですね。でも、このトーナメントはそういう周りの声を黙らせるためのものだと思うんで、そのためには最低限でも3試合KOして優勝しなきゃいけない。それが出来るのは、この8人の中だったら自分だと思っています」

――自分が優勝すべきトーナメントだと思っていますか?

「正直、もし僕がトーナメントからいなくなったら、他の試合でKO決着あるの?って思うんですよ。会見でも言った通り、8人の中で一番Krushを見せられる選手は自分だと思っているんで、周りに期待されて、その期待に応えるためにも、必ず生き残って優勝したいと思っています」

――前回の試合後「これで胸を張ってKrushファイターだと言えます」という言葉もありましたが、このタイミングでベルトを獲りたいですか?

「Krushファイターになりたい気持ちはあっても、Krushファイターになる覚悟が自分にはなくて、その覚悟が出来たのが2015年でした。だから今年のうちにチャンスにつなげられたのはデカいと思うし、このままの勢いで全部ぶつけてトーナメントを勝ち上がりたいと思います」

――1回戦でも屈指の好カードになったと思いますが、どんな試合を見せたいですか?

「ここ2戦はサウスポーの相手が続いたんで、自分の動きをするというよりも若干相手に合わせた練習が多かったんですね。でも南野選手はオーソドックスでパンチが強いスタイルなので、いつもの自分をそのままぶつけられればそれでいいのかなと思います。まずは1回戦に自分の全部をぶつけます」

――11月の早坂戦のようにまた自分の試合で会場を沸かせたいですか?

「僕にはそれが求められていると思うし、僕はそういう試合しかできないんで。倒して勝って、それがお客さんの歓声につながれば、それが一番の結果だと思います」

――あと3つ勝てばチャンピオンという明確な道筋がある試合です。どんな想いを持ってトーナメントに挑もうと思いますか?

「会見でベルトを間近で見て、自分もここまで来たんだなと思いましたけど、決勝は来年6月なんで。優勝することを前提に、一戦一戦しっかり勝って行く。繰り返しになりますけど、Krush-63kg=山崎選手のイメージが強いと思うので、あの8人の中で1番になれば胸を張って-63kgのチャンピオンになれると思います。まずは優勝すること、そして3回勝つことを1番に考えています」
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